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DATA-DRIVEN MOVIE RANKING

西島秀俊

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている作品"のランキング

ABOUT

1971年生まれ、東京都八王子市出身の俳優。1992年にテレビドラマでデビューし、1993年の『あすなろ白書』で注目を集めた。1999年の映画『ニンゲン合格』で映画初主演を果たし、日本映画プロフェッショナル大賞の主演男優賞を受賞。2002年には北野武監督作品『Dolls』への出演がキャリアの大きな転機となった。テレビドラマから映画、国際的な舞台まで幅広く活躍し、2021年には濱口竜介監督作品『ドライブ・マイ・カー』の主演として第94回アカデミー賞の授賞式に出席。同作は国際長編映画賞を受賞し、西島自身もニューヨーク・タイムズ紙が選ぶその年を代表する俳優にアジア人で唯一選出されるなど、国内外から高い評価を受けている。

ながら聴きでもご視聴いただけます

ランキング

1ドライブ・マイ・カー

ドライブ・マイ・カー

2021年公開 監督: 濱口竜介

20,050pt

TOTAL SCORE

脚本家の妻を突然失い、喪失感を抱えながら生きる舞台演出家の家福悠介。彼は妻がある秘密を残したまま逝ったことを知りながら、その事実から目を背けて生きていた。広島の演劇祭に招かれた彼は、無口な専属ドライバーのみさきと過ごすうち、長年封じていた感情と向き合わざるを得なくなっていく。西島秀俊は、感情を抑制しながらも内側で葛藤し続ける家福を体現し、観客からは「言葉をマス目に置くような演技スタイルが終盤に全力を発揮する」と評された。喪失した者と向き合い、自分自身を深くまっすぐ見つめることの意味を問う、静かながら確かな力を持つ人間ドラマ。カンヌ国際映画祭脚本賞やアカデミー賞国際長編映画賞など、数多くの国際的評価を獲得した作品。

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絶賛10,520
好評14,586
普通3,303
不評1,134
酷評559

TOTAL 30,102 reviews

2シン・ウルトラマン

シン・ウルトラマン

2022年公開 監督: 樋口真嗣

18,501pt

TOTAL SCORE

巨大不明生物「禍威獣」の出現が日常となった日本。通常兵器が一切通用しないその脅威に対抗するため、政府はスペシャリストを集めた専従班「禍特対」を設立する。西島秀俊が演じる班長・田村は、現場を束ねる冷静沈着なリーダーとして観客から高い評価を受けている。そんな中、大気圏外から突如現れた銀色の巨人。正体不明の存在に禍特対は翻弄されながらも、新たに配属された分析官が調査を進めていく。本作は昭和の初代ウルトラマンへの深いリスペクトを軸に、カラータイマーを持たない美しい宇宙人の姿や、往年の怪獣たちを現代に蘇らせた映像美が特徴だ。「人類はなぜ守られるに値するのか」という哲学的な問いを軸に、宇宙人との対話劇、安全保障への風刺、そして予想外のどんでん返しが展開される。ウルトラマン世代のファンはもちろん、SF映画ファンも引き込む、オマージュと新解釈が融合した一作。

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絶賛9,107
好評17,055
普通4,931
不評1,797
酷評845

TOTAL 33,735 reviews

3風立ちぬ

風立ちぬ

2013年公開 監督: 宮崎駿

15,797pt

TOTAL SCORE

空への夢を胸に飛行機設計士を志した青年が、関東大震災の混乱、経済不況、そして戦争の影が忍び寄る激動の時代を懸命に生き抜く姿を描いた歴史劇アニメーション。運命の出会いと再会を重ねたヒロインとの純愛も丁重に織り交ぜながら、夢と現実の間で葛藤する主人公の半生が綴られる。西島秀俊が演じる二郎の親友・本庄は、ともに航空技術の最前線を駆け抜ける同志として物語に厚みを加える存在だ。台詞や説明を極力排し、行間に多くを委ねる作りのため、観る側の読解力が問われるとの声も多いが、だからこそ鑑賞のたびに新たな感動が生まれるとも評される。美しいアニメーション表現と、夢に全てを捧げた男の生き様が静かに胸へ迫る、大人のための一作。

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絶賛9,425
好評10,365
普通3,898
不評1,644
酷評1,639

TOTAL 26,971 reviews

4劇場版「きのう何食べた?」

劇場版「きのう何食べた?」

2021年公開 監督: 中江和仁

13,704pt

TOTAL SCORE

弁護士のシロさんと美容師のケンジ、共に暮らす二人にとって毎晩の夕食は、互いの気持ちを確かめ合う大切な時間。ある日、シロさんの提案でケンジの誕生日プレゼントとして京都旅行へ出かけるが、旅先でシロさんが打ち明けたショッキングな告白が、二人の間に静かなすれ違いをもたらす。西島秀俊が演じるシロさんは、堅物ながらも相手を包み込む温かさをにじませた人物として観客から支持を集め、日々の食卓に並ぶ手料理の数々は思わず唾を飲み込むほどの美味しそうな描写で心をつかむ。同性カップルという境遇を暗く描くのではなく、笑いと温もりに包みながら、家族との関係や将来への不安、そして「大切な人と平凡な日常を守り続けること」の意味を丁寧に問いかける作品。

絶賛4,803
好評5,266
普通872
不評316
酷評119

TOTAL 11,376 reviews

5人魚の眠る家

人魚の眠る家

2018年公開 監督: 堤幸彦

11,814pt

TOTAL SCORE

離婚を目前に控えた夫婦に突然降りかかる悲劇。幼い娘がプールで溺れ、脳死状態と宣告される。心臓はまだ動いているのに、娘を死んだと認めることができるのか。そんな究極の問いに正面から向き合った作品だ。夫である和昌を演じる西島秀俊は、先端医療技術に望みを託しながらも次第に自らの選択に苦悩する父親を、空虚さをはらんだ独特の存在感で体現し、観客の心に静かな疑問を植えつける。一方、愛が深すぎるがゆえに常軌を逸していく母・薫子の姿は、子を持つ親であれば誰もが感情を揺さぶられると多くの観客が語っている。脳死は人の死なのか。最先端技術で命を繋ぐことは愛なのか、それとも別の何かなのか。答えの出ない重い問いを突きつけながら、衝撃のラストへと向かうヒューマンドラマ。

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絶賛2,768
好評7,916
普通1,858
不評415
酷評152

TOTAL 13,109 reviews

6ペンギン・ハイウェイ

ペンギン・ハイウェイ

2018年公開 監督: 石田祐康

11,139pt

TOTAL SCORE

日本SF大賞を受賞した森見登美彦の同名小説を原作としたアニメーション作品。毎日ノートに学びを記録する研究熱心な小学4年生のアオヤマ君が、ある日突然住宅地に現れたペンギンの謎を追う。さらに、通いつけの歯科医院のお姉さんが缶ジュースをペンギンに変えてしまう場面を目撃したことで、謎はいっそう深まっていく。観客からは「気づいたら自分もアオヤマ君のように謎を探究していた」という声が多く、主人公の科学的思考と旺盛な好奇心が見る者を自然と物語へ引き込む構成が高く評価されている。また西島秀俊はアオヤマ君の父親役を務めており、子供の探究心を信じて見守る姿が印象的だ。ジュブナイルでありながら本格SFとしての奥行きも持つ本作は、すべての謎が解き明かされるわけではないが、その先に待つ別れと成長が多くの観客の胸を打っている。

絶賛2,720
好評6,433
普通1,729
不評383
酷評158

TOTAL 11,423 reviews

7首

2023年公開 監督: 北野武

11,072pt

TOTAL SCORE

構想に30年を費やした、バイオレンスと笑いが入り混じる戦国スペクタクル。天下統一を掲げる織田信長のもとで、家臣の荒木村重が謀反を起こして姿を消す。信長は跡目相続を餌に家臣たちへ村重の捜索を命じるが、その裏では羽柴秀吉が信長と明智光秀を陥れ、自ら天下を獲ろうと秘かに策を練っていた。実際の戦場を思わせるほどの泥と血にまみれた戦闘描写、そして権力者たちをとことんまで人間くさく描いたシニカルな笑い。観客からは、歴史の表舞台に立つ英雄たちを高みに置かず、欲望と策略にまみれた有象無象として描き切った演出への驚きと共感が多く集まった。西島秀俊が演じる明智光秀は、野心渦巻く武将たちの中で翻弄されながら本能寺の変へと向かっていく。史実を根底から揺さぶる解釈と、どんでん返しの連続が待ち受ける問題作だ。

絶賛2,585
好評9,110
普通2,446
不評745
酷評441

TOTAL 15,327 reviews

8ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~

ラストレシピ~麒麟の舌の記憶~

2017年公開 監督: 滝田洋二郎

9,844pt

TOTAL SCORE

絶対に味を忘れない「麒麟の舌」を持ちながら、料理への情熱を失った天才料理人。彼のもとに舞い込んだのは、1930年代の満州で生まれ、歴史の闇へと消えた幻のフルコース「大日本帝国食菜全席」のレシピを探し出してほしいという依頼だった。現代と激動の満州時代が交互に描かれ、謎のピースが一つずつ埋まるにつれ、料理の中に封じ込められた人々の執念と時代の傷が浮かび上がってくる。山形直太朗を演じる西島秀俊は、洗練された所作と一心不乱に料理へ向き合う姿で天才料理人としての説得力を体現し、観客から高い評価を得た。幻のレシピの最後の一皿が明かすとき、料理とは誰かへの思いそのものだったと気づかされる、壮大な愛の物語。

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絶賛2,868
好評3,271
普通932
不評289
酷評235

TOTAL 7,595 reviews

999.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE

99.9-刑事専門弁護士-THE MOVIE

2021年公開 監督: 木村ひさし

8,451pt

TOTAL SCORE

99.9パーセント逆転不可能と言われる刑事事件に挑み続ける、型破りな弁護士たちの物語が劇場版として展開されます。今回の依頼は、15年前に起きた天華村毒物ワイン事件。死刑判決が確定した後、無実を訴えながら獄中で命を落とした男の真相を洗い直すことになります。謎の弁護士・南雲を演じる西島秀俊は、コメディ色豊かな本作の空気の中で一人クールに浮き立ち、敵なのか味方なのか読めないアクセントとして物語を引き締めると観客から評価されています。笑いと緊張感が絶妙に入り交じる展開の中で、やがて深山たちは思わぬ罠に追い詰められ、初めて迷いを抱えることになります。勧善懲悪では割り切れない、切なさと驚きが混ざり合うラストが、多くの観客の胸に静かな余韻を残しました。

絶賛1,628
好評4,047
普通1,087
不評377
酷評87

TOTAL 7,226 reviews

10空母いぶき

空母いぶき

2019年公開 監督: 若松節朗

7,008pt

TOTAL SCORE

世界が再び「空母の時代」へと突入した近未来。日本の最南端沖で国籍不明の軍事勢力が突如領土の一部を占拠し、海上保安庁の隊員が拘束されるという前代未聞の事態が勃発する。政府は初の航空機搭載型護衛艦「いぶき」を中心とする護衛艦群を現場へと送り込むが、攻撃を受けるたびに問われるのは「反撃するか、耐え続けるか」という究極の決断だ。西島秀俊が演じる艦長・秋津は空自パイロット出身という異色の経歴を持ち、その役作りには観客からしっかりとした手応えが寄せられている。専守防衛の誇りと国民の命の狭間で、それぞれの信念を持つ者たちが一日のうちに迫られる選択の重さが、この作品最大のテーマと言えるだろう。

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絶賛1,995
好評5,904
普通1,621
不評741
酷評1,140

TOTAL 11,401 reviews

11メゾン・ド・ヒミコ

メゾン・ド・ヒミコ

2005年公開 監督: 犬童一心

6,118pt

TOTAL SCORE

自分と母親を捨てたゲイの父を恨みながら生きてきた女性が、借金返済のためにやむなくゲイ専用の老人ホームで働き始める。最初は反発し続ける彼女だが、そこに集う個性豊かな住人たちや末期がんで死期の迫る父との関わりを通じ、心に変化が芽生えていく。西島秀俊が演じる薄っぺらくしょうもない男の存在が、作品全体に絶妙なアクセントを加えているとの声も多い。ゲイや老い、家族、孤独といった普遍的なテーマを、笑いと切なさが混在する独自の世界観で描いた、公開当時から革新的と評される一作。

絶賛819
好評2,064
普通610
不評152
酷評34

TOTAL 3,679 reviews

12脳内ポイズンベリー

脳内ポイズンベリー

2015年公開 監督: 佐藤祐市

5,941pt

TOTAL SCORE

アラサーの携帯小説家が、年下の青年に翻弄される恋愛模様を描いたラブコメディ。ヒロインの脳内には、理性の議長・ポジティブ・ネガティブ・衝動・記憶という5つの思考が擬人化されており、彼女が何かを決断するたびに賑やかな会議が繰り広げられる。西島秀俊が演じる理性の議長は、堅物ながらもコミカルな味わいを見せ、観客から好意的に受け止められた。豪華キャストが個性豊かに感情を体現するワチャワチャした会議シーンは見どころのひとつ。一方で作品が問いかけるのは、「誰を好きか」ではなく「誰といる自分が好きか」という切実なテーマ。笑いの中にじんわりと刺さるメッセージが織り込まれた一作。

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絶賛767
好評3,516
普通2,356
不評637
酷評173

TOTAL 7,449 reviews

13クリーピー 偽りの隣人

クリーピー 偽りの隣人

2016年公開 監督: 黒沢清

5,183pt

TOTAL SCORE

元刑事の犯罪心理学者が、6年前の未解決失踪事件の調査を依頼される。そんな折、妻と共に引っ越した新居の隣人に、夫婦はじわじわと違和感を覚え始める。そして隣家の少女が打ち明けた衝撃の一言が、すべての歯車を狂わせていく。西島秀俊が演じた主人公は、事件に引き寄せられる強引さと危うさを併せ持ち、純粋な正義の体現者とは言い切れない複雑な造形が印象的だと評される。不穏な空気が染み出すカメラワーク、そしてサイコパス的な隣人を体現した怪演が生み出す底知れぬ緊張感。二つの謎が交差したとき、物語は一気に深い闇へと転がり落ちる。すっきりとした解決など訪れない後味の悪さこそが、この作品の真骨頂とも言えるサスペンススリラー。

絶賛1,697
好評7,111
普通4,695
不評2,158
酷評1,801

TOTAL 17,462 reviews

14任侠学園

任侠学園

2019年公開 監督: 木村ひさし

5,181pt

TOTAL SCORE

義理と人情を何より大切にする弱小ヤクザ組織が、経営危機に陥った高校の再建を任されるという、およそ似つかわしくない組み合わせから生まれた人情喜劇。無気力な生徒たちと事なかれ主義の教師たちが待ち受ける学園に乗り込んだ任侠たちが、持ち前の義と情で徐々に空気を変えていく。西島秀俊が演じるのは、組長に振り回され続けるナンバー2の日村。コミカルな演技を前面に押し出すのではなく、周囲の濃いキャラクターたちに翻弄される受けの演技で笑いを生み出す役回りが観客の共感を集めた。笑いと人情が絶妙なバランスで織り交ぜられ、終盤には胸が熱くなる展開も用意されている。

絶賛562
好評1,586
普通450
不評92
酷評36

TOTAL 2,726 reviews

15スオミの話をしよう

スオミの話をしよう

2024年公開 監督: 三谷幸喜

4,729pt

TOTAL SCORE

大富豪の詩人の妻・スオミが突然姿を消した。その行方を案じる男たちが次々と豪邸に集結するが、彼らが語るスオミの人物像は、顔つきも性格もまるで別人のように食い違う。一体、本当のスオミとは何者なのか。物語の軸となるのは、スオミの七変化を圧倒的な演技力で体現するヒロインの存在感だ。西島秀俊が演じるのは元夫の刑事・草野で、観客からは几帳面で口煩い人物として印象に残ったという声が多い。一方、評価は賛否に大きく割れており、コメディとしての笑いよりもヒロインの魅力そのものを楽しむ作品だという意見が目立つ。ワンシチュエーションの会話劇の中に仕掛けられた、男たちを翻弄する謎の女の正体とは。

絶賛896
好評4,256
普通2,896
不評1,249
酷評678

TOTAL 9,975 reviews

16蛇の道

蛇の道

2024年公開 監督: 黒沢清

4,620pt

TOTAL SCORE

愛娘を何者かに奪われた父親が、謎めいた精神科医の女性とともに、事件に関与したとみられる財団関係者を次々と拉致し、真相へと迫っていくリベンジサスペンス。全編フランスロケ、全編フランス語で描かれるこの作品の中心にいるのは、笑顔を一切封印し、氷のような冷徹さで復讐劇を主導する精神科医の女性。彼女の真の目的とは何なのか。観客が感じた「味方なのか敵なのか、何を考えているのかまるで分からない」という得体の知れない恐怖感こそが、本作最大の牽引力となっている。西島秀俊は精神を追い詰められた患者役で登場し、物語に不穏な影を落とす。終盤に向けて積み重なる謎が一気に収束する展開は、息をのむ緊張感に満ちている。

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絶賛318
好評1,880
普通690
不評155
酷評38

TOTAL 3,081 reviews

17劇場版 奥様は、取り扱い注意

劇場版 奥様は、取り扱い注意

2021年公開 監督: 佐藤東弥

4,388pt

TOTAL SCORE

記憶を失った元特殊工作員の妻と、その正体を知りながら監視を続ける公安の夫。名前を変え、小さな地方都市で穏やかな新生活を送る二人の周囲で、新エネルギー源をめぐる開発利権にロシアが絡む国家規模の陰謀が静かに動き始める。観客からは、綾瀬はるかの切れ味鋭いアクションと、記憶喪失の主婦としての繊細な表情の落差が高く評価される一方、西島秀俊が演じる夫については、公安のエリートでありながらどこか抜けている役回りが板についていると好評だ。前半はゆったりとした夫婦の日常が続くが、そこで積み上げられた二人の絆が、クライマックスのアクションに重みを与える構造になっている。

絶賛464
好評2,028
普通1,524
不評403
酷評130

TOTAL 4,549 reviews

18散り椿

散り椿

2018年公開 監督: 木村大作

4,347pt

TOTAL SCORE

藩の不正を訴え故郷を追われた武士が、亡き妻の最期の願いを胸に8年ぶりに帰郷する時代劇。かつての友であり因縁の相手でもある采女を西島秀俊が演じ、不器用ながら自らの生き様を貫く男の矜持を静かに体現している。物語は淡々と進むが、四季折々の日本の風景を余すことなく映し出す映像美は圧巻で、観客からも「絵の連続を見ているよう」と絶賛の声が上がった。クライマックスの殺陣は雨の中で繰り広げられ、激しくも美しい緊張感が漂う。夫婦の絆と友情、そして藩の闇が複雑に絡み合う中、物語は予想を超える展開へと向かっていく。

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絶賛625
好評1,569
普通771
不評237
酷評173

TOTAL 3,375 reviews

19ストロベリーナイト

ストロベリーナイト

2013年公開 監督: 佐藤祐市

4,208pt

TOTAL SCORE

警視庁捜査一課の敏腕女刑事が率いるチームの管轄で、左目を切り裂かれた犠牲者が次々と発見される連続事件が発生。「犯人は柳井健斗」という謎の密告電話を受けた直後、上層部から「柳井健斗に触れるな」という不可解な命令が下る。組織の圧力に抗い単独捜査に踏み出した主人公は、やがて暗部で生きる男と出会い、禁断の感情に引き込まれていく。警察の隠蔽、9年前の未解決事件、そして主人公自身が抱える暗い過去が交差する中、部下の菊田を演じる西島秀俊の、主人公への静かな想いが切なさを際立てるとの声も多い。サスペンスと人間ドラマが絡み合い、終幕まで緊張感が途切れない一作。

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絶賛401
好評1,716
普通910
不評250
酷評98

TOTAL 3,375 reviews

20オズランド 笑顔の魔法おしえます。

オズランド 笑顔の魔法おしえます。

2018年公開 監督: 波多野貴文

4,002pt

TOTAL SCORE

超一流ホテルチェーンに就職しながら、よりによって地方の遊園地に配属されてしまった新入社員の奮闘を描くお仕事コメディドラマ。失意のまま赴任した先で待ち受けるのは、「魔法使い」と呼ばれるカリスマ上司と、個性的すぎる仲間たち。西島秀俊が演じるその上司は、普段とは打って変わった明るく飄々としたキャラクターで、シリアスな役どころとのギャップが話題を集めた。MVP社員を目指して空回りしながらも失敗を重ねるヒロインが、徐々に笑顔を取り戻し、働く喜びに気づいていく姿が温かく描かれる。王道のストーリーながら、細部に散りばめられた遊び心と、見る者の仕事への意欲を自然と引き出す展開が好評を得ている。

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絶賛319
好評1,435
普通812
不評167
酷評63

TOTAL 2,796 reviews

21風の電話

風の電話

2020年公開 監督: 諏訪敦彦

3,709pt

TOTAL SCORE

東日本大震災で家族を失い、広島で暮らす17歳の少女が、叔母の突然の発病をきっかけに、8年ぶりの故郷・岩手県大槌町を目指すロードムービー。広島豪雨の爪痕が残る街、福島の原発問題、在日クルド人の苦境など、現代日本が抱える深い傷を旅の道中で次々と映し出す。福島で家族を亡くした元原発作業員・森尾を演じた西島秀俊は、傷を抱えながらもハルに寄り添う穏やかな存在感が観客から高く評価された。そして少女がたどり着く、電線のつながっていない電話ボックスで語りかけるラストシーンは、涙なしには見られないと多くの観客の心を揺さぶった。

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絶賛324
好評772
普通229
不評59
酷評18

TOTAL 1,402 reviews

22サイレント・トーキョー

サイレント・トーキョー

2020年公開 監督: 波多野貴文

3,354pt

TOTAL SCORE

クリスマスイブの東京に、突如として爆破予告の電話が入る。半信半疑のまま現場へ向かった人物が犯人に仕立て上げられ、さらなる犯行予告が動画サイトへとアップされる。犯人の要求はただひとつ、首相とのテレビ生放送での対談。要求が拒否された場合、渋谷のハチ公前で爆弾が炸裂するという。複数の人物の視点が交錯しながら展開するノンストップのクライムサスペンスで、西島秀俊は安定感のある刑事役として観客から支持を集めた。戦争を知らぬまま軽く語る者たちへの怒りと哀しみを背景に、平和ボケへの警鐘をテーマとして描く。栃木に造られた渋谷スクランブル交差点の再現セットを舞台にした圧巻の爆破シーンは見どころのひとつで、最後まで明かされない真犯人の正体には大きなどんでん返しが待ち受けている。

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絶賛298
好評2,210
普通2,265
不評811
酷評229

TOTAL 5,813 reviews

23劇場版 MOZU

劇場版 MOZU

2015年公開 監督: 羽住英一郎

3,316pt

TOTAL SCORE

妻の死の謎を追い続けた公安警察官・倉木が、警察内部に巣食う闇を暴いたのも束の間、恐るべき陰謀の全貌はまだ氷山の一角に過ぎなかった。高層ビル占拠爆破とペナム大使館襲撃という二つの大規模テロが同時発生し、その背後には日本の犯罪史を裏で操ってきた伝説の黒幕「ダルマ」の存在が浮かび上がる。舞台は灼熱の地・ペナム共和国へと移り、倒れても立ち向かい続ける倉木の姿を西島秀俊が体当たりで体現し、その終始クールながら泥臭い闘いぶりが観客の心を掴んだ。ドラマシリーズから引き継いだ重厚な世界観を維持しつつ、海外ロケならではの大規模アクションと、二転三転するストーリー展開で最後まで目が離せない。

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絶賛732
好評1,778
普通1,454
不評642
酷評422

TOTAL 5,028 reviews

24ニンゲン合格

ニンゲン合格

1999年公開 監督: 黒沢清

3,286pt

TOTAL SCORE

14歳のときに交通事故で昏睡状態に陥り、10年後に突然目覚めた青年を描いたヒューマンドラマ。精神的には中学生のまま24歳になった主人公を演じる西島秀俊の、ぶっきらぼうな言動や無防備な肉体表現が独特の存在感を生み出し、観客から高い評価を受けている。目覚めたとき家族はすでに離散しており、宗教にのめり込む父、離婚して自立した母、恋人と暮らす妹が別々の場所で生きていた。交通事故の加害者まで押しかけてくる状況の中、主人公は失われた家族の絆を取り戻そうと奮闘する。緊張感のあるカメラワークとオフビートな演出が混ざり合い、シリアスな家族再生の物語に独特の浮遊感と可笑しみを与えている。ベルリン国際映画祭にも正式出品された一作。

絶賛323
好評587
普通168
不評66
酷評34

TOTAL 1,178 reviews

25トニー滝谷

トニー滝谷

2005年公開 監督: 市川準

3,050pt

TOTAL SCORE

村上春樹の短編小説を原作に、孤独と喪失を静謐な映像で描いたラブストーリー。幼くして母を亡くし、孤独を抱えたまま成長したイラストレーターのトニー滝谷は、ある女性との結婚によって初めて孤独から解放される。しかし妻は不慮の事故で命を落とし、残されたのは彼女が買い集めた大量の服だけだった。喪失感に囚われた彼は、妻に似た女性をアシスタントとして雇い、その服を着てもらうことで悲しみに慣れようとする。西島秀俊が抑揚を抑えたナレーションを担当し、まるで小説を朗読するかのような語り口が作品世界に独特の透明感をもたらすと観客から高く評価されている。坂本龍一による繊細なピアノ曲が孤独の深さを静かに増幅させ、ロカルノ国際映画祭で三冠を受賞した。

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絶賛263
好評291
普通66
不評16
酷評10

TOTAL 646 reviews

26SELF AND OTHERS

SELF AND OTHERS

2001年公開 監督: 佐藤真

2,506pt

TOTAL SCORE

36歳で早逝した写真家の世界を、評伝でも作家論でもない独自の手法で映し出したドキュメンタリー。幼少期に大病を患い、医師から長命を否定されながらもカメラに人生を賭けた写真家の足跡を、遺された写真とその撮影地、そして本人の肉声や手紙をもとに丁寧に辿っていく。西島秀俊による手紙の朗読は過剰な演技を廃したローな読み口で、かえって言葉の生々しさを際立たせると観客から評価されている。写真が撮られた場所へ映像が到達するとき、過去と現在、不在と存在が静かに交差する。自己と他者の境界が溶けていくような感覚と、孤独な魂が全世界へ語りかける切迫感が胸に刺さる一作。

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絶賛174
好評114
普通13
不評3
酷評1

TOTAL 305 reviews

27Dolls

Dolls

2002年公開 監督: 北野武

2,485pt

TOTAL SCORE

近松門左衛門の人形浄瑠璃を下敷きに、三組の男女が辿る純愛の物語を描いた作品。婚約を反故にされたショックで心を失った女性と、赤い紐で彼女と自らを結び放浪の旅を続ける男の道行き、数十年もの時を越えて再会を果たす熟年の恋、引退したアイドルへの想いを極限まで突き詰めるファンの执着と献身。西島秀俊が演じる寡黙な主人公と菅野美穂の鬼気迫る演技が作品の核を成しており、観客から高い評価を得ている。日本の四季を背景に原色の鮮やかな衣装と色彩が際立ち、久石譲の音楽が叙情的な空気を纏わせる。どの恋もやり切れないほど純粋で重く、美しい映像とは裏腹に胸に深く刺さる作品。

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絶賛227
好評483
普通331
不評107
酷評41

TOTAL 1,189 reviews

28蛇のひと

蛇のひと

2010年公開 監督: 森淳一

2,365pt

TOTAL SCORE

ある朝出社したOLが直面したのは、上司の自殺と課長の失踪という衝撃の事実。横領の疑いがかかった課長の行方を探るよう命じられた彼女は、その足跡を辿るなかで、誰もが「いい人」と評していた男の別の顔を少しずつ知っていく。西島秀俊が演じる謎めいた今西課長は、淡々とした佇まいの中に独特のオーラを纏い、観客から「見透かしたような雰囲気が作品と見事にマッチしている」と評された。関わった人々は皆、気づかぬうちにどこか不幸な方向へと向かっていた。それは意図的な操りだったのか、それとも偶然の産物なのか。人間の心の奥に潜む「邪」をテーマに、静かな映像美の中でじわじわと真相が浮かび上がるヒューマンサスペンス。

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絶賛118
好評511
普通270
不評70
酷評14

TOTAL 983 reviews

29大奥

大奥

2006年公開 監督: 林徹

2,309pt

TOTAL SCORE

江戸幕府七代将軍・家継の時代を舞台に、大奥史上最大のスキャンダルと語り継がれる「絵島生島事件」を軸に展開する愛憎絵巻。大奥総取締として主君への忠義を胸に生きていた絵島が、歌舞伎役者の生島との運命的な出会いによって禁断の恋に落ちていく。西島秀俊が演じる生島は、色気と魅力にあふれた人物として観客から高い評価を受けており、その熱演が切なさをいっそう深めている。華麗な着物と豪奢なセットが彩る絢爛たる世界の裏では、権力と嫉妬と謀略が渦を巻き、一夜の純愛が大きな代償へと転じていく。ただひと夜でも、それを知ればあとは余生と思える恋——そんな言葉が胸に刺さる、切なくも美しい悲恋の物語。

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絶賛472
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普通674
不評310
酷評212

TOTAL 2,332 reviews

30
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2/デュオ

1997年公開 監督: 諏訪敦彦

2,204pt

TOTAL SCORE

脚本を持たず、役者の即興芝居だけで構築された実験的な恋愛ドラマ。ブティック店員として生計を立てる女性と、夢を語りながら売れない日々を送る俳優志望の男性。突然持ち出された「結婚」という言葉をきっかけに、二人の関係は静かに、しかし確実に崩れはじめる。西島秀俊が演じるのは、衝動的で自己中心的なダメ男。観客からは「クズっぷりが圧巻」と評される一方、自分を持て余す青年の危うさをリアルに体現したとも語られている。カメラは長回しで二人の息づかいを捉え、まるでそこに居合わせているような生々しい緊張感が全編を覆う。予定調和を一切排した演出が、男女の閉塞と崩壊をドキュメントのように刻みつける。

絶賛131
好評246
普通54
不評23
酷評4

TOTAL 458 reviews

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