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DATA-DRIVEN MOVIE RANKING

藤井道人

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている作品"のランキング

ABOUT

1986年生まれの日本映画監督・脚本家・映像作家。東京都渋谷区出身で、日本大学芸術学部映画学科脚本コースを卒業後、映像集団BABEL LABELを設立。19歳からCMやミュージックビデオを手がけ、2014年に商業映画監督デビュー。2019年公開の社会派映画「新聞記者」が口コミで大ヒットし、第43回日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。2022年公開の「余命10年」は興行収入30億円を突破。映画・ドラマ・アニメーションと幅広いジャンルで精力的に作品を発表し続ける、現代日本映像界を牽引する監督のランキングです。

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ランキング

1正体

正体

2024年公開 監督: 藤井道人

20,181pt

TOTAL SCORE

凶悪な一家殺害事件の犯人として死刑判決を受けた青年が、脱走を決意する。顔と名前を変えながら日本各地を転々とし、343日間に渡る逃亡を続ける彼が向かう先には、ある切実な目的があった。潜伏先で出会う人々は、口を揃えて彼を「優しい人だった」と語る。追う刑事もまた、彼らの証言を重ねるうちに疑念を抱え始める。冤罪というテーマを軸に、信じることの力と、組織の論理に抗おうとする個人の良心が丁寧に描かれる。五つの顔を使い分ける主人公の演技は圧巻で、彼を取り巻くキャストも含め、登場人物一人ひとりの感情が画面を通して伝わってくる。ご都合主義との声もある一方、それを超えるほどの熱量が作品全体を貫いており、正義を信じる心が問われるラストは、多くの観客の涙を誘った。

絶賛9,132
好評13,396
普通1,741
不評373
酷評116

TOTAL 24,758 reviews

2ヤクザと家族 The Family

ヤクザと家族 The Family

2021年公開 監督: 藤井道人

19,345pt

TOTAL SCORE

父親を覚せい剤で失い、自暴自棄に生きていた青年が、ある組長に救われたことでヤクザの世界へ足を踏み入れる。1999年、2005年、2019年という3つの時代を通して描かれるのは、義理人情で結ばれた疑似家族の絆と、時代の波に飲み込まれていく男たちの姿だ。暴対法の施行によって社会から「排除」されたヤクザたちは、足を洗おうとしても居場所を失い、かつての輝きも家族も取り戻せない。抗争アクションを超えた先にあるのは、愛を求め続けながらも不器用に生き、誰かを守ろうとした一人の男の壮絶な生涯。時代の変化を映す工場の煙突の煙、移ろう主人公の目の光が、静かに、しかし確実に心に刻まれる。単純な善悪では割り切れない問いを突きつける、重厚なヒューマンドラマ。

絶賛8,522
好評11,372
普通1,464
不評280
酷評95

TOTAL 21,733 reviews

3青春18×2 君へと続く道

青春18×2 君へと続く道

2024年公開 監督: 藤井道人

15,256pt

TOTAL SCORE

18年前の台湾。高校3年生の少年が、バイト先に飛び込んできた日本人バックパッカーの女性と出会う。天真爛漫でどこかミステリアスな彼女に惹かれながらも、ある日突然の帰国で二人は離れ離れに。そして現在、36歳になった男は久々の帰郷で古いハガキを見つけ、かつての約束を胸に日本へと旅立つ。東京から鎌倉、長野、新潟を経て福島へと向かう列車の旅の途中、道中で出会うさまざまな人々が、失いかけていた彼の記憶と感情を少しずつ呼び覚ましていく。台湾と日本、過去と現在を行き来しながら、初恋の全貌が明かされるにつれ、胸に込み上げるものがある。旅とは、人生とは何かを問いかける、国境と時を超えたラブストーリー。

絶賛5,407
好評6,799
普通972
不評186
酷評56

TOTAL 13,420 reviews

4余命10年

余命10年

2022年公開 監督: 藤井道人

15,213pt

TOTAL SCORE

数万人に一人という不治の病を抱え、余命10年を告げられた20歳の茉莉は、誰かを傷つけてしまうからと、恋だけはしないと心に決めていた。しかし地元の同窓会で、生きる意味を見失った男性と再会したことで、その誓いは静かに揺らいでいく。四季の風景を丸一年かけて撮影した映像美と、包み込むような劇伴が、言葉以上に感情を語りかける。余命ものと聞いて身構えていた観客すら、奇跡に頼らないリアルな物語展開と、主人公の飾らない演技に心をつかまれたという声が後を絶たない。限られた時間の中で芽生えた愛が、やがて「もっと生きたい」という叫びへと変わる瞬間、多くの人の涙腺が崩壊したと語られている。

絶賛5,382
好評8,847
普通1,741
不評483
酷評127

TOTAL 16,580 reviews

5新聞記者

新聞記者

2019年公開 監督: 藤井道人

12,819pt

TOTAL SCORE

匿名のFAXから始まる、医療系大学新設をめぐる疑惑の追跡。日米韓のルーツを持つ新聞記者・吉岡は、真相を求めて調査を続ける。一方、内閣情報調査室のエリート官僚・杉原は、国民のために働くという信念と、現政権に不都合な情報を操作するという任務の間で深く葛藤していた。そんな折、尊敬する上司が突然この世を去り、杉原は国家の深部に潜む闇に気づき始める。記者と官僚、それぞれが正義を問い続ける中で二つの人生が交差し、衝撃的な真実が浮かび上がる。報道の自由や民主主義の在り方を問いかけるこの作品は、若い世代からベテラン観客まで幅広く心を揺さぶり、日本でこのような社会派映画が生まれたこと自体が画期的だと多くの観客が口をそろえる。第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞を含む3冠に輝いた、骨太の社会派サスペンス。

絶賛3,932
好評9,744
普通2,132
不評640
酷評564

TOTAL 17,012 reviews

6最後まで行く

最後まで行く

2023年公開 監督: 藤井道人

11,292pt

TOTAL SCORE

年の瀬の深夜、危篤の母のもとへ急ぐ刑事が、雨中で一人の男をはねてしまう。遺体をトランクに隠し、母の棺に紛れ込ませて証拠ごと消そうとした矢先、「お前が何をしたか知っている」という一通のメッセージが届く。送り主は県警本部の監察官。追う者と追われる者が互いの弱みを握り合い、年末の96時間に凝縮された逃走劇が幕を開ける。序盤はコミカルな焦りと失態の連続でハラハラさせながら、中盤から警察組織の腐敗と裏金が絡む重層的な人間ドラマへと変貌。主人公を追い詰める監察官の狂気と執念は、まるで不死身のごとくしつこく、笑えない状況なのについ笑ってしまうほどの凄まじさ。そしてすべての糸を手繰り寄せる黒幕の存在が、ラストに向けて予想を裏切り続ける。

絶賛2,261
好評7,609
普通1,447
不評302
酷評104

TOTAL 11,723 reviews

7ヴィレッジ

ヴィレッジ

2023年公開 監督: 藤井道人

7,140pt

TOTAL SCORE

霧に包まれた美しい集落・霞門村。神秘的な薪能の伝統が息づくその地に、巨大なゴミの最終処分場がそびえ立つ。父の犯した過去の事件によって村八分の扱いを受け、母の借金返済のために処分場で働き続ける青年・片山優。陰湿ないじめに耐えながら、生気を失った目で日々をやり過ごしていた彼の前に、幼なじみの美咲が東京から戻ってきたことで、凍りついていた時間がゆっくりと動き出す。しかしこの村には、美しい伝統の裏に深く埋められた闇があった。権力と利権が絡み合うムラ社会の構造、そして「捨てられたもの」たちの連鎖が、やがて制御不能な炎となって燃え上がる。閉鎖的な社会の縮図を、圧倒的な演技と映像美で描き切った問題作。息を呑むどんでん返しが、最後まで目を離せない。

絶賛757
好評4,566
普通1,777
不評431
酷評99

TOTAL 7,630 reviews

8
No image

パレード

2024年公開 監督: 藤井道人

6,919pt

TOTAL SCORE

瓦礫に覆われた海辺で目を覚ました女性が、離れ離れになった息子を探して歩き始める。やがて彼女は自らがすでにこの世を去っていたことを知る。そこはさまざまな未練を抱えたまま旅立てない者たちが集う、生と死の狭間の世界だった。月に一度、会いたい人を求めて死者たちが夜の街を歩くパレード。その灯りは、遺された者たちへの静かな伝言のようでもある。元ヤクザの青年、映画への情熱を燃やし続ける老プロデューサー、自らの死を受け入れられない少女。それぞれが胸に秘めた後悔や愛情が、少しずつほどかれていく。映像と音楽が醸し出す穏やかな空気の奥に、ラストで思いがけない形で結ばれる伏線が隠されている。亡くなった人への思い、そして残された者が前へ進む力を、あたたかく静かに問いかけるヒューマンファンタジー。

Netflixで観る
絶賛804
好評2,986
普通645
不評137
酷評12

TOTAL 4,584 reviews

9宇宙でいちばんあかるい屋根

宇宙でいちばんあかるい屋根

2020年公開 監督: 藤井道人

6,097pt

TOTAL SCORE

家族の中に居場所を見つけられず、恋心も口にできない14歳の少女つばめ。血のつながらない母との間に新しい命が宿ったことで、幸せそうな家族の中にひそかな疎外感を抱えていた。彼女が心を落ち着かせる唯一の場所は、書道教室の屋上。ところがある夜、その聖域にド派手な装いでキックボードを乗り回す謎の老婆が舞い降りる。年をとれば何だってできると豪語し、毒舌を炸裂させながらも不思議な存在感を放つ「星ばあ」との交流を通じて、つばめはしだいに自分の言葉で思いを伝える勇気を手に入れていく。清原果耶が見せる喜怒哀楽の表情は驚くほど多彩で、観客はその立ち姿ひとつで少女の心の揺れを受け取る。荒っぽくも温かい星ばあの助言、そしてある真実の発覚が、つばめだけでなく星ばあ自身の物語も静かに動かしていく。

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絶賛671
好評2,403
普通579
不評115
酷評42

TOTAL 3,810 reviews

10デイアンドナイト

デイアンドナイト

2019年公開 監督: 藤井道人

5,204pt

TOTAL SCORE

父の突然の死を機に、東京から秋田の故郷へと戻った男。父は大手企業の不正を告発したことで追い詰められ、命を絶っていた。そんな彼に手を差し伸べたのは、児童養護施設を営む謎めいた男だった。昼は孤児たちを我が子同然に育て、夜は犯罪に手を染めながら施設を支える、その姿に男は引き寄せられていく。正義とは何か、悪とは何か。立つ場所が変われば見える景色も変わる。復讐心に火がついた主人公の善悪の境界線が、じわりじわりと崩れていく様は、観る者に静かな問いを突きつけてくる。施設に暮らす少女が放つ言葉と眼差しが、その問いにさらなる深みを加え、ラストにかけて衝撃の事実が明かされる。

絶賛571
好評1,641
普通407
不評102
酷評41

TOTAL 2,762 reviews

11港のひかり

港のひかり

2025年公開 監督: 藤井道人

5,092pt

TOTAL SCORE

北陸の港町を舞台に、過去を捨てた元ヤクザの漁師と、両親を失い視力をなくした少年が出会う。孤独という共通点が、年の差を超えた深い絆を生む。少年のために再び罪を背負い、姿を消した男。12年後、成長した青年は恩人の行方を追うが、その先でひとつの秘密を知ることになる。昭和映画への敬意を込めた35ミリフィルムの映像が、荒波と雪景色を詩情豊かに切り取る。誰かのために生きる強さと、言葉ではなく行動で示す不器用な優しさ。静かに積み重なった時間が、ラストへ向けて静かに収束していく。

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絶賛564
好評1,152
普通256
不評43
酷評10

TOTAL 2,025 reviews

12青の帰り道

青の帰り道

2018年公開 監督: 藤井道人

4,156pt

TOTAL SCORE

高校卒業という門出を迎えた7人の若者たちが、それぞれの夢や事情を胸に新たな一歩を踏み出す。歌手を目指して上京する者、家族との軋轢を抱えて故郷を離れる者、地元に留まりくすぶり続ける者。輝かしいはずの青春は、現実の前で容赦なく削られていく。夢と挫折、焦りと絶望が交錯する3年間の軌跡は、キラキラした青春ものとは似て非なる、ずっしりとした重みをはらんでいる。それでも、傷つきながら必死に生きた者たちが再びあの場所へ戻ったとき、胸に灯る小さな光とは何か。群馬と東京を舞台に描かれる、等身大の青春群像劇。

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絶賛375
好評1,167
普通319
不評81
酷評42

TOTAL 1,984 reviews

13オー!ファーザー

オー!ファーザー

2014年公開 監督: 藤井道人

2,896pt

TOTAL SCORE

母親が4人の男性と同時に交際したまま出産したため、誰が本当の父親かわからないまま、4人全員と一緒に暮らすことになった高校生の由紀夫。大学教授、ギャンブラー、体育教師、元ホストという、これ以上ないほど個性のバラバラな4人の父に囲まれた日常は、煩わしくもどこか温かい。ところがある日、賭博場での鞄盗難事件を目撃したことから、由紀夫は予期せぬ事件に巻き込まれてしまう。追い詰められた息子を救おうと、4人の父がそれぞれの流儀で立ち上がる姿は、笑いと感動が入り混じる展開を生む。巧みに張り巡らされた伏線が終盤に一気に回収される構成は、さすが伊坂幸太郎原作と唸らされる。奇想天外な家族設定の裏に、親子の絆を描いたハートフルなサスペンスコメディ。

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絶賛155
好評803
普通412
不評83
酷評34

TOTAL 1,487 reviews

14攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争

攻殻機動隊 SAC_2045 持続可能戦争

2021年公開 監督: 藤井道人・神山健治・荒牧伸志

2,347pt

TOTAL SCORE

西暦2045年、世界規模の経済崩壊をきっかけにAIが急速に進化し、各国が利益のために戦争を維持・管理する「サスティナブル・ウォー」という新たな秩序が生まれた。全身義体のサイボーグである草薙素子と、元公安9課の精鋭たちは、荒廃したアメリカ西海岸で傭兵として腕を振るっていた。そこへ、人間の限界を超えた知能と身体能力を持つ謎の存在「ポスト・ヒューマン」が突如として姿を現す。経済・政治・テクノロジーが複雑に絡み合う大国間の謀略の中、かつての精鋭部隊が再び集結していく。現実と地続きに感じられる近未来の世界観と、先の読めない展開が観る者を引き込む。フル3DCGで描かれた映像美と、シリーズを彩ってきたキャストたちの熱演が融合した一作。

絶賛134
好評349
普通74
不評23
酷評12

TOTAL 592 reviews

15攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間

攻殻機動隊 SAC_2045 最後の人間

2023年公開 監督: 藤井道人・神山健治・荒牧伸志

1,652pt

TOTAL SCORE

2045年、世界的な経済災害とAIの爆発的な進化が引き起こした「持続可能な戦争」の時代。サイボーグの草薙素子率いる公安9課は、突如として出現した新人類「ポスト・ヒューマン」による電脳犯罪を阻止すべく、廃墟と化した東京へと乗り込む。核戦争の危機をはらむ三つ巴の戦いが激化する中、人類の進化そのものを問いかける哲学的な問いが静かに浮かび上がる。難解な世界観でありながら、ひとつの時代の終わりと新たな存在の幕開けを予感させる、重厚なSF大作。素子とバトーが紡ぐ深い信頼の物語が、ラストシーンへと静かに収束していく。

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絶賛69
好評134
普通26
不評8
酷評0

TOTAL 237 reviews

16光と血

光と血

2017年公開 監督: 藤井道人

1,447pt

TOTAL SCORE

穏やかで幸せな日常を送る、女子高生、婚約を控えた青年、ボランティアに励む姉弟。しかし、暴行事件、無差別の凶行、交通事故という理不尽な悲劇が、何の前触れもなく彼らの人生を一変させる。被害を受けた者、誰かを傷つけた者、大切な存在を失った者——それぞれが深い闇の中でもがきながら、やがてその運命は静かに交差していく。不条理な現実に打ちのめされながらも、人はそれでも前へ進めるのか。喪失と再生を描いた群像劇であり、日常のニュースで見過ごしていた痛みの重さに、改めて向き合わせてくれる一作。

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絶賛69
好評146
普通36
不評15
酷評9

TOTAL 275 reviews

17
No image

7s

2015年公開 監督: 藤井道人

1,042pt

TOTAL SCORE

インディーズ映画祭でグランプリを獲得した自主映画監督が、居酒屋で意気投合した劇団員たちとともに、7人の天才詐欺師集団を描く映画の制作に挑む。序盤は順調だったものの、遅刻、仲間割れ、失踪、キャストの突然の離脱、そして撮影データの消失と、トラブルが雪崩のように押し寄せる。資金が底をつき、作品は未完のまま3年の時が流れた。才能ある者はいち早く羽ばたき、そうでない者はその場に取り残される。夢を追うことの残酷さと、諦めきれない悔しさが入り交じる中、ある再会をきっかけに物語は思わぬ方向へと動き出す。何かを途中で諦めた経験のある者ほど、深く刺さる一作。

絶賛56
好評135
普通50
不評18
酷評23

TOTAL 282 reviews

18悪魔

悪魔

2018年公開 監督: 藤井道人

380pt

TOTAL SCORE

文豪・谷崎潤一郎の短編を現代劇として映像化したシリーズの一作。上京し閑静な住宅街の下宿に越してきた大学生の佐伯は、アルコールと幻覚に蝕まれながら孤独な日々を送っていた。そこで出会ったのは、高校生とは思えぬ不思議な色気を放つ照子。彼女は何度も佐伯の部屋を訪れ、じわじわとその心を侵食していく。一方、照子に異常なほどの執着を見せる男・鈴木が佐伯に近づかぬよう警告を発する。登場人物全員がどこか歪んでいて、不穏な空気が漂う閉ざされた空間の中、幻想と現実が入り乱れながら物語は加速していく。主人公を演じる俳優の精神的な崩壊の演技が圧巻と評され、ラストには観る者の予想を裏切る展開が待ち受けているという。

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絶賛17
好評90
普通81
不評45
酷評16

TOTAL 249 reviews

19TOKYO CITY GIRL

TOKYO CITY GIRL

2015年公開 監督: 山田能龍・藤井道人・志真健太郎・原廣利・山田智和・山口健人

129pt

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東京という街で、それぞれの日常を懸命に生きる若い女性たちを描いた、6つの短編からなるオムニバス作品。母を亡くした少女が父との向き合い方を模索する物語から、モノクロームの映像で描かれる女殺し屋の恋、エイズ検査という重い現実を背負う一日、17歳の揺れる恋愛、育ちの違いがひりひりと痛む青春、そして夢の消え方を知っていく高円寺の日々まで、テイストも色合いも異なる6編が一本につながっている。笑えるもの、切ないもの、少しシニカルなものが混在しながらも、見終えたとき東京という街とそこに生きる女性たちの姿が、ひとつの景色として浮かび上がる構成となっている。

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絶賛15
好評26
普通14
不評10
酷評11

TOTAL 76 reviews

20幻肢

幻肢

2014年公開 監督: 藤井道人

121pt

TOTAL SCORE

交通事故で目を覚ました大学生の雅人は、恋人・遥との記憶をすっぽりと失っていた。記憶の空白が精神を蝕んでいく中、脳に磁気刺激を与えることで失われた記憶を呼び覚ます先端医療に賭けることを決意する。治療を重ねるうち、写真の中にしか存在しないはずの遥の姿が目の前に浮かび上がるようになる。これは幻なのか、それとも別の何かなのか。「幻肢」とは、失ったはずの手足の感覚が脳に残り続ける現象のこと。本作はその概念を愛の喪失に重ねながら、記憶と感情の深淵へと観客を引き込んでいく。切なさをまとった謎が積み重なる先に、思いがけない真実が待ち受けるラブミステリー。

絶賛10
好評38
普通42
不評25
酷評10

TOTAL 125 reviews

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