asobidiot

DATA-DRIVEN NOVEL RANKING

青柳碧人

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている小説"のランキング

PROFILE

千葉県千葉市出身の小説家。早稲田大学教育学部を卒業後、千葉市の学習塾で学習指導や教材開発に携わりながら執筆活動を続け、2009年に数学ミステリ「浜村渚の計算ノート」で第3回講談社Birth小説部門を受賞してデビューした。数学や理科などの学問をミステリの要素として取り込む作風が特徴で、デビューシリーズは累計60万部を突破している。妖怪や昔ばなし、西洋童話をミステリと組み合わせた作品など幅広いジャンルで活躍しており、2025年には早稲田大学の先輩にあたる江戸川乱歩と外交官・杉原千畝を描いた歴史小説「乱歩と千畝」で直木三十五賞の候補となった。作家の門井慶喜からは「この一作によって、いきなり歴史小説の大物となった」と高く評価されている。

Wikipedia

ながら聴きでもご視聴いただけます

ランキング

1赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

赤ずきん、旅の途中で死体と出会う。

2020年刊行

2,238pt

TOTAL SCORE

日本の昔話をミステリーとして再構築し好評を博した『むかしむかしあるところに、死体がありました。』に続く、西洋童話を基にした連作短編ミステリーです。主人公は赤ずきんで、クッキーとワインを持って旅に出る途中で様々な事件に遭遇します。「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「眠り姫」「マッチ売りの少女」といった有名な童話を下敷きに、小道具を駆使したトリックが満載で、読者を飽きさせません。各短編は独立していながらも、全体を通して大きな謎が隠されており、最後までワクワク・ドキドキが止まらない展開が魅力です。読者からは「童話の主人公をこんな風にしていいの?とハラハラしながら読んだ」という声や、「まさかの展開にドキドキした」という感想も寄せられています。、ユーモアとミステリーが融合した異色の名作です。

楽天で見る
絶賛784
好評994
普通889
不評198
酷評63

TOTAL 2,928 reviews

2むかしむかしあるところに、死体がありました。

むかしむかしあるところに、死体がありました。

2019年刊行

2,155pt

TOTAL SCORE

誰もが知る日本の昔話をミステリーとして再構築した異色の作品です。「浦島太郎」「鶴の恩返し」など、おなじみの物語を題材に、密室、アリバイ、ダイイングメッセージといったミステリーの要素を織り交ぜ、新たな解釈を生み出しています。「一寸法師の不在証明」では、一寸法師が犯人として疑われる中、アリバイが崩されていく展開が描かれます。「花咲か死者伝言」では、犬の視点から語られる切ない物語と、意外な犯人が明かされます。「つるの倒叙がえし」は、物語の読み方そのものをトリックに利用した斬新な構成で、読者を魅了します。「密室龍宮城」では、浦島太郎伝説を密室殺人事件として再構築し、驚きの真相が待ち受けます。「絶海の鬼ヶ島」では、桃太郎と鬼の関係を大胆に解釈し、連続殺人事件が展開されます。昔話の固定観念を覆し、ブラックユーモアを交えながら、予想外の結末へと導くミステリー短編集です。読者は、お馴染みの物語が全く異なる様相を見せるさまに、驚きと興奮を覚えるでしょう。

楽天で見る
絶賛777
好評1,265
普通1,429
不評372
酷評146

TOTAL 3,989 reviews

3浜村渚の計算ノ-ト

浜村渚の計算ノ-ト

2009年刊行

1,135pt

TOTAL SCORE

天才数学者・高木源一郎が「数学の地位向上のため国民全員を人質とする」というテロ活動を開始します。高木の作った教育ソフトで学んだ人々は予備催眠状態にあり、殺人の加害者にも被害者にもなりうる状況です。事態に対抗するため、警視庁は一人の女子中学生、浜村渚に白羽の矢を立てます。彼女はピンクのシャーペンとさくらんぼ柄のノートを愛用する、数学の天才です。四色問題、フィボナッチ数列、円周率など、数学的な知識を駆使して事件を解決に導く渚。「0で割っちゃ、ダメです」という言葉が犯人を諌める決め台詞となるなど、数学への情熱と愛が随所に散りばめられたミステリー作品です。数学が苦手な人でも楽しめるよう、わかりやすい言葉で数学の神秘に触れられる点が魅力で、数学への興味を刺激されるかもしれません。

楽天で見る
絶賛424
好評475
普通440
不評126
酷評31

TOTAL 1,496 reviews

4赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

赤ずきん、ピノキオ拾って死体と出会う。

2022年刊行

583pt

TOTAL SCORE

赤ずきんが旅先でバラバラになったピノキオの右腕を拾うことから始まる物語です。ピノキオの体を探す旅に出た赤ずきんは、行く先々で事件に遭遇します。白雪姫、ハーメルンの笛吹き男、三匹の子豚など、有名な童話の主人公たちが事件に関わる連作ミステリーです。読者は「ピノキオとのやりとりが面白くて、前作以上に楽しめた」と評価し、ピノキオがワトスンのような役割を果たす点や、童話の設定を活かしたトリックを高く評価しています。また、「あなたの犯罪計画は、どうしてそんなに杜撰なの?」という決め台詞や、独特の世界観も魅力の一つです。童話の裏側を描きつつ、教訓めいたメッセージも込められており、ミステリーでありながら、どこか温かみを感じさせる作品です。

楽天で見る
絶賛187
好評267
普通264
不評34
酷評12

TOTAL 764 reviews

5浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ - ふえるま島の最終定理

浜村渚の計算ノート 3と1/2さつめ - ふえるま島の最終定理

2012年刊行

526pt

TOTAL SCORE

数学好きが集う奇妙なリゾートホテル「ホテル・ド・フェルマー」で、密室殺人事件が発生。浜村渚と武藤刑事は、事件の謎と、前オーナーの遺産を巡る不可思議な「なぞなぞ」に挑むことになります。シリーズ初の長編となる本作では、フェルマーの最終定理が重要なテーマとして扱われ、数学的な要素が散りばめられたミステリーが展開されます。読者への挑戦状も用意された本格的な内容でありながら、数学に興味がある人なら誰でも楽しめるよう、分かりやすい説明が盛り込まれているのが魅力です。瀬戸内海の孤島を舞台に、渚ではなく武藤刑事が謎解きに奔走し、意外な真相が明らかになる展開は、シリーズファンも新たな読者も引き込むことでしょう。ある読者は「伏線の回収が圧巻で感動」と語り、また別の読者は「数学愛、男女愛」がテーマだと感じたようです。

楽天で見る
絶賛178
好評186
普通99
不評6
酷評5

TOTAL 474 reviews

6むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

むかしむかしあるところに、やっぱり死体がありました。

2021年刊行

523pt

TOTAL SCORE

誰もが知る日本の昔話をミステリーとして再構築した短編集です。かぐや姫は月の宝を盗んだ泥棒を追う探偵となり、おむすびころりんでは、穴に落ちるたびに状況が変わる中で、殺されたネズミの犯行方法を解き明かします。わらしべ長者では、3回殺害された男の謎に迫り、さるかに合戦とかちかち山を絡めた物語では、復讐の連鎖が描かれます。ぶんぶく茶釜では、悪い猿を懲らしめたのは誰なのかが問われるなど、各作品は意外な結末へと読者を誘います。猿蟹合戦を基にした連作では、二転三転する展開と驚きの結末が用意されており、昔話のfamiliar な世界観とミステリーのスパイシーさが融合した一冊です。

楽天で見る
絶賛153
好評307
普通378
不評60
酷評15

TOTAL 913 reviews

7浜村渚の計算ノート 3さつめ - 水色コンパスと恋する幾何学

浜村渚の計算ノート 3さつめ - 水色コンパスと恋する幾何学

2011年刊行

480pt

TOTAL SCORE

数学好き中学生・浜村渚が活躍する人気シリーズ第3弾。今回は、函館を舞台に、数学エリート養成所「斐三郎進学会」の卒業生たちが起こすテロ計画に立ち向かいます。渚は武藤刑事と共に函館へ向かい、五稜郭の数学的な美しさに感動する一方で、最強の敵「キューティー・オイラー」と対峙することに。「五稜郭を作った人はきっと、数学がすごく好きだったんですね」という言葉が印象的な本作では、サインコサインタンジェントといった数学の要素が物語に巧みに組み込まれています。読者からは「三角関数の説明はとてもすばらしかった」「この本を読んでいる間だけ数学っていいなって思える」といった声も寄せられ、数学が苦手な人でも楽しめるミステリー作品として評価されています。また、渚の数学に対する純粋な愛が、テロリストの心を溶かす場面は感動的です。数学ミステリーとしての面白さはもちろん、登場人物たちの個性的なキャラクターも魅力の一つ。「恋愛体質オフィスはキャラがにぎやかで良かった」というレビューもあり、物語を彩る要素が満載です。

楽天で見る
絶賛157
好評193
普通149
不評17
酷評5

TOTAL 521 reviews

8浜村渚の計算ノート 2さつめ - ふしぎの国の期末テスト

浜村渚の計算ノート 2さつめ - ふしぎの国の期末テスト

2010年刊行

454pt

TOTAL SCORE

数学テロリスト“黒い三角定規”による、数学に関わる不可解な事件が続発。警察の手に負えない難事件に対し、数学好きの少女・浜村渚が再びその才能を発揮します。テロ集団の幹部に迫る中、渚はその数学的才能を認められ、勧誘を受けることに。本作では、ルービックキューブやn進法、そして「不思議の国のアリス」を題材にした謎解きが登場し、読者を魅了します。読者からは「スルスルと読める」「数学の面白さが満載」などの声が寄せられています。しかし、全体としては「数学が苦手な人でも楽しめる」と好評で、数学の新たな魅力に気づかされる一冊です。特に「不思議な国のアリス」の解釈には驚きの声が多く、「アリス好きにはたまらない」との意見も寄せられています。

楽天で見る
絶賛147
好評212
普通238
不評38
酷評7

TOTAL 642 reviews

9乱歩と千畝

乱歩と千畝

2025年刊行

335pt

TOTAL SCORE

江戸川乱歩と杉原千畝、二人の偉人がもし出会っていたら…という大胆な仮説から生まれた物語です。早稲田大学で出会った二人は、それぞれの道を歩み始めます。乱歩は探偵小説家として、千畝は外交官として、激動の時代を駆け抜けていく。物語は、二人が互いに影響を与え合い、支え合う姿を描き出します。横溝正史など、著名な作家たちも登場し、物語に深みを与えています。人生を棒に振るかもしれない不安を顧みず、生命を守るために働く千畝の姿や、彼に影響を受けた乱歩の行動は、読む人の心を強く揺さぶるでしょう。これは、単なる歴史小説ではなく、友情と勇気の物語です。

楽天で見る
絶賛109
好評132
普通66
不評7
酷評4

TOTAL 318 reviews

10むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

むかしむかしあるところに、死体があってもめでたしめでたし。

2023年刊行

241pt

TOTAL SCORE

日本の昔話をミステリーとして再構築した人気シリーズの最終巻です。本作では、「こぶとりじいさん」「耳なし芳一」「舌切雀」「三年寝太郎」「金太郎」といった誰もが知る物語を題材に、趣向を凝らしたミステリーが展開されます。鬼の力や陰陽師の術が事件の真相を解き明かす鍵となり、独特の世界観が構築されています。シリーズを通して、昔話とミステリーが見事に融合し、読者を飽きさせない工夫が凝らされています。特に「金太郎城殺人事件」は、有名なミステリー作品を彷彿とさせる展開で、読者の推理力を刺激します。一連の物語は、単なる昔話の焼き直しではなく、新たな解釈や驚きの展開が盛り込まれており、シリーズの集大成として、読者に深い印象を与えるでしょう。勧善懲悪では終わらない、一筋縄ではいかない結末も魅力の一つです。シリーズ最終巻でありながら、過去作に劣らない面白さが詰まった一冊となっています。

楽天で見る
絶賛68
好評145
普通143
不評24
酷評8

TOTAL 388 reviews

← 小説ランキング一覧へ