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DATA-DRIVEN NOVEL RANKING

垣谷美雨

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている小説"のランキング

PROFILE

兵庫県豊岡市出身の小説家。明治大学文学部文学科でフランス文学を専攻し、卒業後はソフトウェア会社に勤務。2005年に「竜巻ガール」で第27回小説推理新人賞を受賞し、作家デビューを果たした。40代の女性が高校時代にタイムスリップしたり、夫の彼女と心が入れ替わったりといった、もしもの世界をリアルに描く「if小説」を多く手がけることで知られる。結婚・老後・定年・介護など、現代の日常生活に根ざした社会的テーマを作品に取り上げることが多く、幅広い読者から支持を集めている。2018年には「あなたの人生、片づけます」で第12回啓文堂大賞文庫大賞を受賞。「老後の資金がありません」は映画化され、2021年に公開された。影響を受けた作家として曽野綾子を挙げている。

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ランキング

1老後の資金がありません

老後の資金がありません

2015年刊行

2,962pt

TOTAL SCORE

後藤篤子は、娘の派手な結婚式、舅の葬式、姑の生活費と、想定外の出費に頭を悩ませています。老後のために貯めていた1200万円はみるみる減り、夫婦そろって失職する事態に。読者は、主人公と同世代として、この現実に共感し、どう乗り越えていくのか興味を持つでしょう。お金を貯めていても、冠婚葬祭や予期せぬ出来事で出費がかさむ可能性があり、家族に裏切られることさえあるかもしれません。しかし、ユーモアを交えながら、身近な社会問題を描くのが著者の特徴です。読後には、お金の使い方や人生設計について、改めて考えさせられることでしょう。見栄を張らず、今を大切に生きることの重要性に気づかされるかもしれません。お金がないからと友達とのお茶会をためらったり、他人を羨んだりする気持ちに共感する人もいるでしょう。しかし、最後には、お金だけではない、大切なものが見つかるはずです。読む人によっては将来への不安が増すかもしれませんが、予測不能な人生を楽しむヒントも得られるでしょう。

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絶賛955
好評1,303
普通817
不評141
酷評55

TOTAL 3,271 reviews

2あなたの人生、片づけます

あなたの人生、片づけます

2013年刊行

2,084pt

TOTAL SCORE

部屋を片付けられない人々の心の奥深くに迫る物語です。社内不倫に疲れたOL、妻に先立たれた老人、子供に見捨てられた資産家老女、一部屋だけ片付いた部屋を持つ主婦など、様々な悩みを抱える人々が登場します。片づけ屋・大庭十萬里は、彼らの汚部屋を甦らせるだけでなく、心の整理をも手伝います。読者のレビューにも「片付けを通して人生の問題と向き合っていくお話」とあるように、単なる片付け術ではなく、心のケアに重点を置いている点が魅力です。特に「亡くした主婦」の話は、災害で子供を亡くした母親の深い悲しみに触れ、「哀しさの共有」が家族の絆を取り戻すきっかけとなる感動的なエピソードです。また、「スーパーを冷蔵庫代わりにすればいい」といった斬新なアイデアも飛び出し、読後には「自分の家まで片付けたくなりました」という声も多数。この作品は、ただ物を捨てるだけでなく、心の整理整頓を通じて前向きな人生を送るヒントを与えてくれるでしょう。

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絶賛588
好評1,012
普通523
不評60
酷評22

TOTAL 2,205 reviews

3七十歳死亡法案、可決

七十歳死亡法案、可決

2012年刊行

2,021pt

TOTAL SCORE

高齢化が進み、政府が「七十歳死亡法案」を可決した近未来の日本が舞台です。主人公は、わがままな義母の介護に15年間も苦しめられてきた宝田東洋子。能天気な夫、引きこもりの息子、無関心な娘との生活に疲れ果てていました。そんな中、法案の施行により、義母の死が近づくことに安堵する一方で、自身の人生を見つめ直すことになります。読者からは「家族とは何か、改めて考えさせられました」という声や、「介護者の生々しい独白」に共感する意見も寄せられています。しかし、東洋子の家出をきっかけに、家族それぞれが変化していく展開に、「ご都合主義的だけどハッピーエンドになってよかった」という感想も。70歳で人生が終わることの是非を問いかけつつ、家族のあり方や生き方を考えさせられる作品です。読後には「色々なことに感謝できるようになります」というレビューもあるように、考えさせられる部分が多いでしょう。

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絶賛680
好評803
普通467
不評72
酷評35

TOTAL 2,057 reviews

4あなたのゼイ肉、落とします

あなたのゼイ肉、落とします

2016年刊行

1,992pt

TOTAL SCORE

謎の女性、大庭小萬里は、運動と食事制限だけでは痩せられない人々に個別指導を行う人物です。彼女の指導は、身体だけでなく「心のゼイ肉」を落とすことを重視し、悩みの根本的な解決を目指します。物語は、過去に美人だったが今は太ってしまった49歳の管理職女性、パティシエを目指す18歳の女子大生、男尊女卑の家庭で育った32歳のエリート男性、いじめられている10歳の小学生という、様々な背景を持つ4人の短編で構成されています。小萬里は、それぞれの人物の生活環境や人生計画を見直し、ストレスから解放することで、ダイエットへと導いていきます。読者からは「心の贅肉が体の贅肉と繋がっている」という感想や、「お金がなくても本当に困っている人を助ける所が素敵」という声が寄せられています。また、「読むと明るい気持ちになれる」という意見もあり、ダイエットだけでなく、人生を前向きにする物語として評価されています。

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絶賛674
好評760
普通401
不評58
酷評29

TOTAL 1,922 reviews

5定年オヤジ改造計画

定年オヤジ改造計画

2018年刊行

1,967pt

TOTAL SCORE

大手石油会社を定年退職した庄司常雄は、悠々自適の老後を夢見ていたものの、妻からは「夫源病」を患っていると避けられ、娘からは「アンタ」呼ばわりされる始末です。暇と孤独だけが友達という状況の中、共働きの息子夫婦から孫の保育園のお迎えを頼まれたことをきっかけに、人生初の子守に挑戦し、離婚回避と家族再生を目指します。古い価値観に凝り固まった常雄が、周囲との関わりを通して少しずつ変化していく姿を描き、長寿時代を生き抜くヒントが詰まった作品です。読者からは、特に定年を迎えた男性の視点から共感や反省の声が上がっており、「妻を部下だと思うな、上司だと思って丁重に扱え」といった金言も散りばめられています。家庭での居場所をなくしたと感じる男性が、いかにして家族との関係を再構築していくのか、その奮闘が描かれています。

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絶賛721
好評609
普通271
不評40
酷評22

TOTAL 1,663 reviews

6もう別れてもいいですか

もう別れてもいいですか

2022年刊行

1,750pt

TOTAL SCORE

58歳の主婦、澄子は、横暴な夫・孝男との生活に疲弊していた。田舎のコミュニティ、友人グループ、モラハラ夫。そんな彼女を変えたのは、離婚して自分らしく生きる元同級生との再会だった。離婚を決意するも、財産分与、経済力、娘夫婦の問題など困難が山積する。「もう耐えられない、そんな夫は今すぐにでも捨ててしまえ!」と叫びたくなるほど、夫の態度に怒りがこみ上げる。しかし、離婚は時間も労力もかかるもの。澄子は数々の苦難を乗り越え、自分の人生を取り戻せるのか。読者はまるで自分が主人公になったかのように、イライラしながらも共感し、物語の行く末を見守る。自分を取り戻し、新しい一歩を踏み出すまでの物語。

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絶賛618
好評675
普通492
不評85
酷評38

TOTAL 1,908 reviews

7姑の遺品整理は、迷惑です

姑の遺品整理は、迷惑です

2019年刊行

1,732pt

TOTAL SCORE

突然亡くなった姑の遺品整理に奮闘する嫁の姿を描いた作品です。業者に頼むと高額になるため、主人公の望登子は自力で遺品整理を始めますが、姑の「安物買いの銭失い」な性格が災いし、大量の物に圧倒されます。夫は役に立たず、途方に暮れる望登子でしたが、遺品整理を通して姑の知らなかった一面や近所付き合いを知り、自身の母親との関係にも思いを馳せるようになります。読者からは「自分の未来を垣間見たよう」「生前整理をしておかないと子供に迷惑をかけてしまうと思った」といった共感の声が寄せられています。また、「姑の人情あふれる暮らしぶりが分かってきて心が温まりました」という感想もあり、単なる遺品整理の話にとどまらず、人間関係や家族のあり方を考えさせられる物語であることがわかります。遺品整理という重いテーマを扱いながらも、ユーモラスな筆致で描かれており、「明るい読後感」を得られる作品です。

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絶賛566
好評684
普通419
不評40
酷評22

TOTAL 1,731 reviews

8後悔病棟(旧題: if サヨナラが言えない理由)

後悔病棟(旧題: if サヨナラが言えない理由)

2014年刊行

1,572pt

TOTAL SCORE

過去に戻って人生をやり直したいという患者たちの願いを叶える不思議な聴診器を中心に展開されるヒューマンドラマです。主人公の女医・早坂ルミ子は、その聴診器を通して患者たちの心の声を聞き、彼らが抱える後悔と向き合います。芸能界デビューを諦めきれない女性、家族との絆に悩む男性、結婚に後悔を抱く女性、過去の罪悪感に苛まれる男性など、様々な背景を持つ人々の"もう一つの人生"が描かれます。読者は、もしあの時違う選択をしていたらどうなっていただろうか、という普遍的な問いに引き込まれ、自らの人生を振り返るきっかけを与えられるでしょう。患者たちは過去をやり直す中で、夢、家族、結婚、友情といった人生の普遍的なテーマと向き合い、それぞれの結末を迎えます。この物語は、過去への後悔と未来への希望が交錯する、感動的なヒューマンドラマであり、読後には「今を精一杯生きる」ことの大切さを改めて感じさせてくれるでしょう。

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絶賛509
好評700
普通481
不評98
酷評24

TOTAL 1,812 reviews

9リセット

リセット

2008年刊行

1,409pt

TOTAL SCORE

もし人生をやり直せるなら?そんな普遍的な願望を、47歳の女性たちが高校時代にタイムスリップするという形で描いた物語です。平凡な日々に不満を抱える彼女たちは、過去に戻って人生をやり直すチャンスを得ますが、過去の経験を生かしても、思い通りにはいかない現実が待ち受けています。男尊女卑が色濃く残る時代、女性としての生き方に悩みながらも、彼女たちはそれぞれの選択をしていきます。読者は、彼女たちの姿を通して、自分の人生を見つめ直すきっかけをもらえるでしょう。読者からは「今からでも何歳になってからでも変われると思わせてくれる」「結局は今がいいと思える」といった共感の声が寄せられています。一度きりの人生、どう生きるべきか考えさせられる一冊です。

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絶賛455
好評580
普通350
不評53
酷評14

TOTAL 1,452 reviews

10農ガール、農ライフ

農ガール、農ライフ

2016年刊行

1,389pt

TOTAL SCORE

派遣切りと同時に恋人にも捨てられた32歳の水沢久美子は、職も家も失うという人生のどん底に立たされます。そんな時、テレビで見た農業女子に触発され、一念発起して田舎へ移住、農業大学への入学を決意します。しかし、現実は甘くなく、農業を始めるには農地を借りることさえ困難な状況。高齢化が進む農村での人間関係、資金繰りの苦労、そして婚活など、様々な困難が彼女を待ち受けています。都会での生活を捨て、農業に飛び込んだ久美子の奮闘は、現代の女性の生き方、自立とは何かを考えさせられます。多くの人が「人生は簡単に転落する」と語るように、予期せぬ困難に直面しながらも、久美子は周囲の人々に支えられ、少しずつ道を切り開いていきます。農業参入の難しさ、女性が自立して生きていくことの厳しさをリアルに描きながらも、前向きに生きる主人公の姿に元気をもらえる物語です。

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絶賛408
好評649
普通390
不評46
酷評15

TOTAL 1,508 reviews

11うちの父が運転をやめません

うちの父が運転をやめません

2020年刊行

1,219pt

TOTAL SCORE

高齢ドライバーの免許返納問題を軸に、家族の絆と地方の過疎化を描いた作品です。主人公の雅志は、高齢の父に運転をやめさせようと帰省しますが、車が生活必需品の田舎では容易ではありません。東京での生活に疑問を感じ始めた雅志は、退職して実家に戻り、移動スーパー「ヒマワリ号」を始めることを決意します。これは、高齢者の買い物難民問題の解決策となると同時に、雅志自身の新たな生きがいともなります。読者からは「他人事ではない」「考えさせられる」といった声が寄せられており、高齢化社会における地方の課題を身近に感じられるでしょう。家族、仕事、地域社会との関わり方を見つめ直すきっかけになるかもしれません。「まさかの移動スーパーのヒマワリ号をやり始めるなんて、もうびっくりな主人公とその生き様」と評されるように、予想外の展開と温かい結末が魅力的な作品です。

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絶賛387
好評488
普通258
不評25
酷評9

TOTAL 1,167 reviews

12夫の墓には入りません(旧題: 嫁をやめる日)

夫の墓には入りません(旧題: 嫁をやめる日)

2017年刊行

1,094pt

TOTAL SCORE

夫の急死によって「嫁」という立場から解放されるはずだった夏葉子が、予期せぬ親族関係に翻弄される物語です。舅姑や謎の女性が現れ、愛人への送金、墓問題、介護の重圧といった問題が次々と押し寄せます。そんな中、夏葉子は「姻族関係終了届」という手段を知り、人生の逆転を試みます。読者からは「夫の親族のパンチの効き方は姻族関係切りたくなる」「女性にはいろいろな点で男性には思いもよらない、社会的ハンディキャップがまだまだ沢山あるなと気付かされた」といった声が寄せられています。地方の名家である高瀬家の嫁としてのしがらみ、そして「いい人=都合のいい人=どうでもいい人」という構造に陥りがちな人に、特に響くかもしれません。実父が娘を守る姿に感動したという意見もあり、家族のあり方についても考えさせられる一冊です。

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絶賛387
好評414
普通270
不評32
酷評31

TOTAL 1,134 reviews

13四十歳、未婚出産

四十歳、未婚出産

2018年刊行

1,055pt

TOTAL SCORE

40歳を目前にした旅行代理店勤務の優子は、予期せぬ妊娠に戸惑います。相手はなんと、イケメン部下。しかし、偏見を持つ母親、パワハラ上司、不妊治療に悩む同期など、誰にも相談できずに孤立してしまいます。シングルマザーとして生きていくことができるのか、仕事はどうなるのか、不安は募るばかり。そんな中、彼女を支える人々が現れ始め、優子は少しずつ前向きになっていきます。読者からは「最初から最後までイライラさせられた!」という声も上がるほど、周囲の人物描写はリアル。しかし、最後には「救いも描かれていてなんだか読んでいて元気になる」という感想も。妊娠、出産を通して、家族や年齢、そして生き方と向き合う女性の姿を描いた作品です。戸籍制度に切り込んだ内容も読み応えがあり、考えさせられます。読後には、きっと温かい気持ちになれるでしょう。

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絶賛358
好評432
普通333
不評55
酷評19

TOTAL 1,197 reviews

14あきらめません!

あきらめません!

2022年刊行

1,030pt

TOTAL SCORE

霧島郁子は、共働きとワンオペ育児を終え、定年退職後に夫の故郷へ移住します。しかし、そこで待ち受けていたのは閉鎖的な地域社会のしがらみでした。失意の中、彼女は老齢の女性市議・市川ミサオに出会い、その強烈な後押しで市議会議員に立候補することになります。時代遅れな現実に直面しながらも、郁子は地域で出会った落合由香と共に、世代を超えて社会の問題に立ち向かいます。読者からは「古い考えの人たちに立ち向かう姿が良かった」という声や、「女性の気持ちを代弁してくれてスッキリする」といった共感が寄せられています。地方議会を舞台に、女性たちが奮闘する姿を描いた痛快な物語です。

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絶賛322
好評424
普通177
不評16
酷評11

TOTAL 950 reviews

15うちの子が結婚しないので

うちの子が結婚しないので

2019年刊行

984pt

TOTAL SCORE

老後の準備を始めた母親が、28歳独身の娘の将来を案じ、「親婚活」に奔走する物語です。娘の代わりに親同士が見合いをするという、一風変わった婚活の場で、母親は嫁を家政婦扱いする親や、家の格を気にする親など、厳しい現実に直面します。読者からは「親婚活なんてあるんだ」という驚きの声や、「他人事だから面白く読める」といった感想が寄せられています。また、「結婚は個人の自由」という意見や、「親が娘の婚活をする話。魑魅魍魎がいっぱい出てくる」といったユニークなレビューも見られます。娘の幸せを願う母親の奮闘を通して、現代の結婚観や家族のあり方を考えさせられる一冊です。親婚活という特殊な状況を通して、恋愛や結婚における普遍的なテーマが描かれています。読後には、自身の家族や将来について、深く考えるきっかけになるかもしれません。

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絶賛277
好評527
普通472
不評57
酷評20

TOTAL 1,353 reviews

16結婚相手は抽選で

結婚相手は抽選で

2010年刊行

967pt

TOTAL SCORE

少子化対策として施行された「抽選見合い結婚法」。この法律は、独身男女に抽選で選ばれた相手との見合いを義務付けるという、大胆な政策です。もし見合いを3回拒否すれば、テロ撲滅隊への入隊が待っています。物語は、この法律に翻弄される人々の姿を描きます。モテないオタク青年は、強制的な出会いに期待を膨らませ、田舎暮らしの看護師は、東京での新たな生活を夢見てお見合いに臨みます。恋人に結婚を迫るも、あっさりとかわされてしまう女性も登場し、それぞれの思惑が交錯します。読者からは「設定は面白いと思った」という声がある一方で、「共感できる人物がいない」という意見も。しかし、強制的なお見合いを通して、異性との出会いを設けることの意義や、結婚に対する価値観の変化が描かれています。ユーモアあふれる法案が、登場人物たちをどのように導くのか、その着地点に注目です。読後には、結婚や家族のあり方について、改めて考えさせられるかもしれません。

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絶賛291
好評457
普通325
不評48
酷評12

TOTAL 1,133 reviews

17ニュータウンは黄昏れて

ニュータウンは黄昏れて

2013年刊行

944pt

TOTAL SCORE

バブル崩壊前夜に購入した分譲団地を舞台に、住宅ローンに苦しむ主婦・織部頼子と、フリーターの娘・琴里の物語が展開されます。頼子は老朽化による建替え問題に翻弄され、琴里は友人の紹介で知り合った資産家と婚約することに。しかし、その裏には失踪事件が隠されており、織部家は思わぬ人生の転機を迎えます。日本の住宅問題や格差社会を背景に、一人の女性の生き様をコミカルかつペーソスたっぷりに描いた社会派エンターテイメント作品です。読者からは「住宅ローンを抱えている方が読むと吐きそうになる」といった声や、「人が死ぬわけでも濡れ衣を着せられるわけでもないのに先が気になる」といった声が寄せられています。また、「女は結婚相手で勝ち組か負け組かに分かれる自論はもういらない」といった意見もあり、現代の女性の生き方についても考えさせられる作品です。

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絶賛289
好評439
普通301
不評47
酷評13

TOTAL 1,089 reviews

18女たちの避難所(旧題: 避難所)

女たちの避難所(旧題: 避難所)

2014年刊行

931pt

TOTAL SCORE

東日本大震災後の避難所を舞台に、3人の女性たちが直面する困難を描いた物語です。津波で九死に一生を得た福子は少年を、乳飲み子を抱えた遠乃は親族と、息子と離れた渚は一人、避難所へ。しかしそこは、プライバシーを無視した監視社会であり、男尊女卑が蔓延する場所でした。リーダーの男性は「絆」を理由に仕切りを許さず、遠乃は好奇の目に晒されながら授乳もままなりません。そんな中、女性たちは静かに怒りを募らせ、立ち上がります。読者は、感謝の強要、無償労働、性被害など、耳にしたことがあるエピソードの数々に、胸を締め付けられるでしょう。震災によって浮き彫りになる社会の歪み、そして女性たちが困難を乗り越え、新たな一歩を踏み出す姿が描かれています。読み終えた後、あなたは、災害時における弱者の立場、そして連帯することの大切さについて深く考えさせられるはずです。

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絶賛344
好評273
普通79
不評14
酷評8

TOTAL 718 reviews

19子育てはもう卒業します

子育てはもう卒業します

2013年刊行

879pt

TOTAL SCORE

大学時代に出会った3人の女性、淳子、明美、紫の人生模様を描いた物語です。それぞれが就職、結婚、出産、子供の進路、嫁姑問題など、様々な悩みを抱えながらも、互いに支え合って生きてきました。物語は、彼女たちが50代を迎え、子育てを終えようとする頃、ふと「私の人生、このまま終わるの?」と自問自答する場面から展開します。読者からは「あー、なんだか共感する部分が多くて疲れた(笑)」という声や、「自分の人生も思い通りにならないんだから家族の人生を操ることは無理。ストレス溜めないよう自然体で。」といった共感の声が寄せられています。親として子供の幸せを願う気持ちと、自身の人生を大切にしたいという思いが交錯する中で、彼女たちは新たな出発を決意します。子供の成長を見守りつつ、自身の人生を謳歌しようとする姿は、多くの読者に共感と勇気を与えるでしょう。時にぶつかり、時に励ましあいながらも、それぞれの人生を歩む彼女たちの姿を通して、家族とは何か、自分らしい生き方とは何かを考えさせられる一冊です。

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絶賛267
好評422
普通378
不評45
酷評16

TOTAL 1,128 reviews

20夫のカノジョ

夫のカノジョ

2011年刊行

862pt

TOTAL SCORE

夫の浮気を疑った妻が、その相手の女性に会いに行くことから始まる物語です。しかし、言い争ううちに二人の身体が入れ替わってしまうという奇想天外な展開を迎えます。平凡な日々に不満を抱いていた妻は、相手の立場になって初めて見えてくる家族や人間関係の新たな側面に気づかされます。20歳の女性と39歳の妻、それぞれの視点から語られる物語は、ユーモラスでありながらも、相手の気持ちを理解することの大切さを教えてくれます。自分が変われば相手も変わるかもしれない、そんな温かいメッセージが込められた作品です。読後には、人に優しくなれるような気持ちになれるでしょう。PTAでの痛快なやり取りや、普段言えない本音をぶつけるシーンは、読者にスカッとするような爽快感を与えてくれます。一見ありえない設定の中で、垣谷美雨さんならではの視点とユーモアが光る、心温まる物語をぜひお楽しみください。

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絶賛333
好評280
普通203
不評38
酷評23

TOTAL 877 reviews

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