八朔の雪 みをつくし料理帖
2009年刊行
8,488pt
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八朔の雪 みをつくし料理帖
こんな方におすすめ
人情味ある時代小説や料理描写が好きな読者、特に女性主人公の成長譚を好む方に向く。
読者の声を分析
支持されている点
- 主人公のひたむきな成長と周囲の人情が共感を呼ぶ
- 上方と江戸の食文化の違いが丁寧に描かれている
- 料理描写が美味しそうで読むだけで食欲がわく
賛否が分かれる点
- 主人公への苦難が続きすぎて読んでいて疲れるという声もある
内容紹介
舞台は江戸時代の神田御台所町。幼い頃に大坂で水害によって両親を失い、天涯孤独の身となった少女・澪が、江戸の小さな料理屋「つる家」の調理場に立つところから物語は始まる。大坂仕込みの上方料理は、昆布出汁に慣れ親しんだ味わい。しかし江戸の水は昆布に合わず、江戸っ子の舌はまるで別物だった。戸惑いながらも持ち前の天性の味覚と諦めない気性で、澪は試行錯誤を重ねていく。合わせ出汁、とろとろの茶碗蒸し、ほっこりとした酒粕汁。ひと皿ひと皿に澪の誠実さが宿る料理は、やがて評判を呼び始める。しかしその陰で、名料理屋「登龍楼」による卑劣な妨害が澪を追い詰めていく。苦境に立たされながらも澪を支えるのは、母のように寄り添う女将や、江戸の人々の温かな人情だった。子ども時代に易者から授けられた言葉「雲外蒼天」、苦難の果てに必ず青空が広がるという運命のもと、澪は料理一筋に懸命に生きる。シリーズ全十巻の幕を開けるデビュー作。
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