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DATA-DRIVEN NOVEL RANKING

青山美智子

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている小説"のランキング

PROFILE

愛知県出身の小説家。幼少期を千葉県内で過ごし、中学1年生のときに愛知県瀬戸市へ移住。中京大学社会学部を卒業後、ワーキングホリデーでオーストラリアへ渡り、シドニーの日系新聞社で記者として2年間勤務。帰国後は雑誌編集者を経て執筆活動に入り、現在は神奈川県横浜市在住。2017年に刊行した連作短編小説「木曜日にはココアを」で小説家としてデビュー。以降、日常のなかに温かなつながりを丁寧に描いた作風で読者の支持を集める。「お探し物は図書室まで」が2021年本屋大賞2位、「赤と青とエスキース」が2022年本屋大賞2位と史上初の連続2位を獲得。2021年から5年連続で本屋大賞にノミネートされている。「お探し物は図書室まで」はアメリカの雑誌タイムの2023年の必読書100冊に唯一の日本人作家として選出され、著書の翻訳版は30か国以上に広がっている。

Wikipedia

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ランキング

1お探し物は図書室まで

お探し物は図書室まで

2020年刊行

17,282pt

TOTAL SCORE

仕事、育児、定年後の人生。それぞれの岐路に立ち、閉塞感を抱えた五人が、ふとしたきっかけで訪れる町のコミュニティハウスの小さな図書室。そこに座るのは、体の大きな司書の小町さゆり。無愛想なのに、なぜか誰もが心の本音を話してしまう。彼女が差し出すのは、一風変わった選書と、手作りの羊毛フェルトの付録。その意味を、受け取った本人が自分で探し当てていく。「作り手の狙いとは関係のないところで、そこに書かれた幾ばくかの言葉を、読んだ人が自分自身に紐づけてその人だけの何かを得るんです」という小町の言葉が、この物語の核心を静かに語る。五つの短編はゆるやかにつながり、登場人物たちが互いの章に顔をのぞかせる連作構成も巧み。誰かに答えをもらうのではなく、あくまでも自分自身の気づきで一歩を踏み出していく姿が、じんわりと心に染み入るハートウォーミング小説。本屋大賞第二位を受賞した作品。

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絶賛7,817
好評5,260
普通1,790
不評230
酷評66

TOTAL 15,163 reviews

2赤と青とエスキース

赤と青とエスキース

2021年刊行

14,249pt

TOTAL SCORE

メルボルンで出会った女子大生のレイと、日系人のブー。ふたりは「期間限定の恋人」として付き合い始める。その傍らで、若き画家ジャック・ジャクソンがレイをモデルに描いた一枚の水彩画、「エスキース」。エスキースとは、本番を描く前のいわば下絵のことだ。しかし、その絵はやがて日本へと渡り、三十年以上の時をかけて、額縁職人、漫画家師弟、そして50代の元恋人同士と、まるで導かれるように様々な人々の人生に関わっていく。「怒涛の伏線回収が凄まじかった」「鳥肌ものの展開」と読者を驚かせる最終章、そしてエピローグで明かされる仕掛けは、まさに「二度読み必至」の名にふさわしい。赤と青という二色が物語全体に静かに息づき、人生を「エスキース」に重ねる視点が、読後に深い余韻をもたらす。「ああ、いい話だ。なんて綺麗なんだ」と心から思わせる、傑作連作短編集。

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絶賛5,463
好評4,162
普通1,750
不評266
酷評70

TOTAL 11,711 reviews

3木曜日にはココアを

木曜日にはココアを

2017年刊行

13,683pt

TOTAL SCORE

川沿いの桜並木が途切れるあたりに、ひっそりと佇む小さな喫茶店「マーブル・カフェ」。そこで毎週木曜日、決まった席でエアメールを書き続ける女性と、彼女に密かにとびきりのココアを捧げる店員の物語から、全12編の連作が幕を開けます。前の章で脇役として登場した人物が次の章の主役へとバトンをつなぐリレー形式は、このデビュー作ですでに確立されており、物語は東京からやがて海を越えシドニーへ、そして再び東京へと戻ってきます。卵焼き、ネイル、エアメール、色とりどりのサンドイッチ。日常のなにげない出来事が、読み進めるうちに見事な必然へと姿を変えていきます。読者からは「一冊通して読んだときに立ち上がってくるやさしい世界こそがこの作品の魅力」という声も寄せられており、知らずのうちに誰かの人生に組み込まれているという静かな真実が、12色の物語を通じてじわりと心に染みわたる一冊です。

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絶賛5,158
好評4,574
普通2,468
不評354
酷評111

TOTAL 12,665 reviews

4月の立つ林で

月の立つ林で

2022年刊行

10,847pt

TOTAL SCORE

元看護師、売れない芸人、家族との関係に悩む整備士、自立を夢見る女子高生、仕事と家庭のバランスに揺れるアクセサリー作家。年齢も職業も異なる五人が、それぞれのつまずきを抱えながら生きている。そんな彼らをひっそりとつなぐのが、タケトリ・オキナという謎の男性が発信するポッドキャスト「ツキない話」だ。毎朝七時、竹林から届けられる月にまつわる語りは、まるで月が夜空を静かに照らすように、聴く者の心にそっと寄り添う。五つの物語は章をまたいで登場人物が絡み合い、「まるで見えない地面の下で繋がっている竹林のよう」な、優しい人間模様を描き出す。そしてラストで明かされるタケトリ・オキナの正体と、読後にじわじわと気づかされる見えない繋がりが、胸を深く打つ。「自分の意図と反して予想外のことは次々に起きる。物事はいつも、ただ起きる」という言葉が示すように、どんな日常にも意味があり、誰かとつながっている。月が満ち欠けを繰り返すように、人の心もまた変わり続け、新しい一日を紡いでいく。

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絶賛3,056
好評2,639
普通1,009
不評102
酷評39

TOTAL 6,845 reviews

5月曜日の抹茶カフェ

月曜日の抹茶カフェ

2021年刊行

9,329pt

TOTAL SCORE

川沿いの桜並木のそばに佇む喫茶店「マーブル・カフェ」。その定休日である月曜日に、ひっそりと一度だけ開かれた「抹茶カフェ」を起点に、東京と京都をまたいで12ヶ月にわたる人と人の縁が静かに紡がれていく連作短編集。睦月から師走まで、バトンを渡すように主人公が入れ替わるリレー形式で物語が連なり、ツイていない携帯ショップ店員、妻を怒らせてしまった夫、恋人と別れたばかりのシンガー、時代に取り残されたと感じている京都老舗の元女将など、それぞれが誰かの何気ない言葉にそっと背中を押されていく。「人でも物でも、一度でも出会ったらご縁があったってことだ」というマスターの言葉が示すように、本作のテーマは縁の脆さと尊さ。「縁って、どちらかが一度でもぞんざいな扱いをしたら、あっけなくちぎれてしまうぐらいに脆弱なもの」という気づきが、読むほどに胸に沁みる。デビュー作「木曜日にはココアを」の続編にあたり、おなじみの顔ぶれとの再会も物語に深みを添える。まるで白湯を飲むような、静かで温かい読後感が待っている一冊。

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絶賛2,229
好評2,462
普通1,314
不評127
酷評19

TOTAL 6,151 reviews

6猫のお告げは樹の下で

猫のお告げは樹の下で

2018年刊行

9,213pt

TOTAL SCORE

神社にふらりと立ち寄った人の前に、突如現れるハチワレ猫のミクジ。お尻に星形の白いマークをもつその猫は、タラヨウの樹の周りをぐるぐると走り回り、一枚の葉をはらりと落とす。葉の裏に刻まれたカタカナ四文字のお告げは、受け取った本人にしか見えない。失恋の痛みを抱える美容師、娘との距離に悩む父親、夢と現実の狭間で立ち止まる主婦、転校先に馴染めない少年など、七人それぞれが悩みを胸に神社を訪れ、謎めいた言葉を手にする。お告げは答えではなく、あくまで気づきの入り口。読者レビューにある言葉を借りれば、「ミクジはただお告げを与えただけで、行動力と決断力があったからこそ問題を解消できた」のであり、前へ踏み出す力は、最初から各人の中に宿っていた。七つの物語はゆるやかにつながり合い、読み終えるころには、ふわっと心があたたかくなる。まさに「なんとなく」という感覚の中に、何かが宿っている。そんな一冊だ。

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絶賛2,218
好評1,863
普通729
不評63
酷評31

TOTAL 4,904 reviews

7リカバリー・カバヒコ

リカバリー・カバヒコ

2023年刊行

9,190pt

TOTAL SCORE

近くの日の出公園に佇む、くすんだオレンジ色の古びたカバのアニマルライド。自分の治したい部分と同じ場所に触れると回復するという都市伝説を持つ、その名も「リカバリー・カバヒコ」。新築分譲マンション、アドヴァンス・ヒルに暮らす五人が、それぞれの悩みを抱えてカバヒコのもとを訪れる。成績不振に揺れる高校生、本音を言えないママ友関係に苦しむ元アパレル店員、ストレスで休職を余儀なくされた女性、嘘から生まれた足の痛みに悩む小学生、そして母との長年のわだかまりを引きずる編集長。しかしカバヒコは何も答えない。ただそこに在るだけだ。それでも人々の心は、不思議と少しずつほどけていく。「疲れた心に、強い薬ではなく、効き目の穏やかな処方箋をくれる一冊」という読者の言葉が示す通り、リカバリーとは元に戻ることではなく、経験と記憶を纏った新しい自分へと変わっていくことだと気づかせてくれる。五つの物語が静かに繋がり合う最終章には、温かな驚きが待っている。

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絶賛2,163
好評2,535
普通1,232
不評123
酷評41

TOTAL 6,094 reviews

8ただいま神様当番

ただいま神様当番

2020年刊行

8,869pt

TOTAL SCORE

ある朝、目を覚ますと腕に「神様当番」という太くて大きな文字が書かれていた。突如現れたのは、ジャージ姿のちょっと茶目っ気たっぷりなおじいさんの神様。「お当番さん、わしを楽しませて」。その文字を消すためには、神様のお願いを叶えるしかない。毎朝同じバス停に集まる5人が、順番にこの奇妙な当番を押しつけられる連作短編集だ。幸せの順番待ちに疲れたOL、理解できない弟にうんざりする小学生、SNSでリア充を演じたい男子高校生、崩れた日本語に頭を抱える外国人講師、そして部下に不満を募らせるワンマン社長。神様に振り回されているうちに、実は自分でも気づかなかった本音が、勝手に動く左手を通じて引き出されていく。「私を楽しませるのは私。順番なんて、もう待たない」。読者からは「外れない、外さない」と絶賛され、ムフフと笑ってほろりと泣ける、心がほっこりと温まる5つの物語。

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絶賛2,004
好評2,036
普通796
不評75
酷評25

TOTAL 4,936 reviews

9鎌倉うずまき案内所

鎌倉うずまき案内所

2019年刊行

7,408pt

TOTAL SCORE

鎌倉の古ぼけた時計店の地下に、ひっそりと存在する不思議な空間。螺旋階段を降りた先では、双子のおじいさんが「はぐれましたか?」と静かに問いかけてくる。会社を辞めたい20代の男性、息子の進路に悩む母親、結婚に迷う司書、孤立を恐れる中学生、夢を諦めきれない脚本家、そして古書店に静かに暮らす店主。平成の始まりから終わりまでの30年を、6年ごとに過去へとさかのぼりながら、6人の悩める人々の物語が丁寧に紡がれていく。登場人物たちは時代をまたいで緩やかに繋がり合い、読み進めるうちに「あの人が、ここで繋がるのか」という驚きと感動が次々と押し寄せてくる。さらに、最終章には読者を揺さぶる仕掛けが待っており、読み終えた後には必ず最初のページへと手が戻る。巻末に収録された特別年表が、物語全体をひとつに束ねてくれる。まさに螺旋のように巻き込まれていく、ほんの少しの奇跡を描いた連作短編集。

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絶賛1,469
好評1,524
普通814
不評95
酷評25

TOTAL 3,927 reviews

10人魚が逃げた

人魚が逃げた

2024年刊行

6,651pt

TOTAL SCORE

ある3月の週末、SNS上で「人魚が逃げた」という言葉がトレンド入りした。銀座の街をさまよう「王子」と名乗る謎の青年が、「僕の人魚が、いなくなってしまって……逃げたんだ。この場所に」と語りかける場面から、物語は幕を開ける。その人魚騒動の裏では、12歳年上の恋人に見栄を張り続ける元タレントの会社員、明日ニューヨークへ旅立つ娘を見送る主婦、絵の収集に没頭するあまり妻と離婚したコレクター、文学賞の選考結果を待ちわびる作家、そして自分の心を守るために本音を隠し続ける銀座のクラブのママ、5人それぞれが人生の岐路に立たされていた。連作短編の形式で描かれる各章は、「愛」をめぐる葛藤と気づきが軸となっており、第1章と第5章の鮮やかな連関には思わず膝を打つ仕掛けが待っている。「人間の作るものなんてね、全部、嘘ですよ」という言葉が示すように、人はみな嘘の物語を抱えて生きている。しかしその嘘は弱さを守る支えでもある。ちょっぴりファンタジーを織り交ぜながら、人と人とのすれ違いと再生をやわらかく照らし出す、読後に心がほっこりと温かくなる連作短編集だ。

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絶賛1,221
好評1,901
普通1,539
不評235
酷評52

TOTAL 4,948 reviews

11いつもの木曜日

いつもの木曜日

2022年刊行

3,761pt

TOTAL SCORE

著者代表作の「木曜日にはココアを」に登場した12人の、あの日に出会う前の物語が綴られる、心温まるスピンオフ短編集。カフェ店員のワタル、幼稚園教諭のえなと泰子、サンドイッチ屋のラルフ、アロマセラピストのシンディなど、それぞれが戸惑いや迷いを抱えながらも、日常のささやかな気づきを通じて前へ踏み出していきます。ミニチュア写真家・田中達也さんの色鮮やかな挿絵とともに読む、まるで大人向け絵本のような一冊。「楽しいことより、楽しみなことがたくさんある方が人生は幸せ」という言葉が象徴するように、何気ない日常の中に小さな特別を見つける温かさが全編に満ちています。

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絶賛422
好評494
普通535
不評63
酷評10

TOTAL 1,524 reviews

12遊園地ぐるぐるめ

遊園地ぐるぐるめ

2025年刊行

3,726pt

TOTAL SCORE

「山中青田遊園地」、通称ぐるぐるめ。その名の由来をめぐり、来園者たちはそれぞれの答えを語り合う。初めてのデートに胸を高鳴らせる青年、仕事に行き詰まる女性、家族連れ、老夫婦。悩みを抱えて訪れた人々が、遊具に乗り、フードを頬張り、ショーに笑い、気づけば心が軽くなっている。そのきっかけをそっと作るのが、白塗りの顔に涙形を描いたピエロだ。物語の構成も独特で、小説とミニチュアアートが互いに着想を与え合いながら生まれた、前例のないコラボレーション作品となっている。各章の扉と末尾に添えられた見立てアートは、ハンバーガーのメリーゴーランドにピザの観覧車と、物語の余韻をさらに深めてくれる。最終話では、遊園地の一日が静かに閉じられる。

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絶賛372
好評563
普通426
不評45
酷評11

TOTAL 1,417 reviews

13チョコレート・ピース

チョコレート・ピース

2025年刊行

3,511pt

TOTAL SCORE

センスの良い箱に詰まったギフトチョコのような、24の短編が収録された作品です。恋の予感、推し活、結婚、友情、失恋と、人生の小さな曲がり角に必ずチョコレートが寄り添います。前半のBOX1では主人公目線で綴られた12篇が展開され、「あまりにも短すぎる」と感じ始めた頃、最終話で驚きの仕掛けが待ち受けます。後半のBOX2では、同じ場面が相手側の視点から描き直され、読者は思わず前半を読み返したくなるはずです。甘くてほろ苦く、ときに脆い。まさにチョコレートそのものの多彩な味わいが、人生の机の上に静かに置かれていきます。

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絶賛341
好評607
普通556
不評81
酷評14

TOTAL 1,599 reviews

14マイ・プレゼント

マイ・プレゼント

2022年刊行

1,458pt

TOTAL SCORE

水彩作家・U-kuによる青を基調とした幻想的なアートと、ハートフル小説の書き手が紡ぐ短い言葉が融合した、詩集のような作品集です。収録されているのは48篇のショートショートで、「一歩、また一歩の少しずつが、やがて静かに実を結ぶ」など、読む人の胸にそっと届く言葉が散りばめられています。読者からは「言葉が心に降り注ぐ、ブルーベースの色彩が目に降り注ぐ、なんとも贅沢なひととき」と評され、読む人の状況や心境によって響くページが変わるのが特徴です。心が疲れたとき、背中を押してほしいとき、ただ静かに自分と向き合いたいときに、そっと開きたくなる一冊です。大切な誰かへの贈り物にも選ばれている作品です。

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絶賛157
好評197
普通347
不評127
酷評38

TOTAL 866 reviews

15泣きたい午後のご褒美

泣きたい午後のご褒美

2025年刊行

1,437pt

TOTAL SCORE

喫茶店をテーマに、6人の作家がそれぞれの物語を紡ぐアンソロジー短編集です。憧れのカフェでアルバイトを始めた青年、15年ぶりに再会した親友と語る痛くも楽しい人生設計、紅茶占いが名物の洋館のイブニングティー、神保町のレトロ喫茶に迷い込んだ女子高生、あらゆる告白を受け入れるマスターがいる喫茶店、そしてこの世とあの世の中間に佇む茶屋。読者からは、ちょっぴりほろ苦いコーヒーのような読後感でも、ほっとする時間が流れていた、という声や、良い出会いのご褒美だった、という言葉が寄せられています。6つの個性豊かな物語が、心にやさしく寄り添う一冊です。

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絶賛71
好評138
普通256
不評34
酷評9

TOTAL 508 reviews

16ユア・プレゼント

ユア・プレゼント

2022年刊行

999pt

TOTAL SCORE

内容紹介(出版社より) 内容紹介(JPROより) 頑張るあなたに、大切なあの人にーー「癒し」と「元気」をプレゼント。2022年本屋大賞第2位『赤と青とエスキース』の著者と装画家が贈る、大好評アート×ショート・ショート第2弾!華やかな赤い水彩画と心動かす物語を48篇、オールカラーで収録。本書は、新進気鋭の水彩作家・U-ku(ゆーく)氏のアートから受けるインスピレーションを手掛かりに、ハートフル小説の旗手・青山美智子氏が短い物語を綴った特別な作品集。美しい絵画と優しい言葉のコラボレーションが、あなたの心にそっと寄り添ってくれるはず。日々を懸命に生きる自分へのご褒美にも、大切な人への贈り物にも最適な一冊です。【目次】●ソフトランディング●切って貼って●脈々と●晴れの日に 内容紹介(「BOOK」データベースより) 2022年本屋大賞第2位『赤と青とエスキース』の著者と装画家が贈るアート×ショート・ショート第2弾。華やかな赤い水彩画と、心動かす物語を48篇収録。 目次(「BOOK」データベースより) ソフトランディング/切って貼って/脈々と/晴れの日に 著者情報(「BOOK」データベースより) 青山美智子(アオヤマミチコ)1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。2年間のオーストラリア生活ののち帰国、上京。出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。第28回パレットノベル大賞佳作受賞。デビュー作『木曜日にはココアを』が第1回宮崎本屋大賞を受賞。『お探し物は図書室まで』が2021年本屋大賞2位に、『赤と青とエスキース』が2022年本屋大賞2位に選ばれるU-ku(UKU)1989年生まれ、兵庫県出身。独学で絵を描き始め、幼少期に2年間のアメリカ生活を経験。上京後、画材店での勤務を経て作家活動を本格化する。2016年、銀座にて初個展を開催。2021年、「第3回日本文藝アートコンペティション」最優秀賞、「2021美の起原展」奨励賞、「イタリアARTE DESIGN VENEZIA」準グランプリなどを受賞。現在、水彩作家として活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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絶賛73
好評112
普通178
不評67
酷評16

TOTAL 446 reviews

17本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問

本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問

2025年刊行

990pt

TOTAL SCORE

内容紹介(出版社より) 『本の話はどこまでも 青山美智子さんが答える33の質問』語り手:青山美智子、聞き手:根津香菜子『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』本屋大賞5年連続ノミネート! 人気作家の熱すぎる本への熱い思いデビューのきっかけ、小説執筆のモットー、装丁へのこだわり、本屋大賞への思い、図書館の思い出、本から得たもの……33の質問を通して浮かび上がる作家・青山美智子。 そして、本好きなら思わずうなずく言葉の数々。「イマジネーションや想像力は、生物として与えられた武器」 「『好き』をねじまげない。否定しない」「私は究極のSFを書いていると思っている」「私の作品と出会ってくれる『あなた』は100年後の人かもしれない」 「本はチームで作るもの」「『なんかそう思う』という大切な感覚」「図書館で働いていた経験があったから書けた『お探し物は図書室まで』」 「旅や出張に行くときは、必ず『そのとき本』というのを用意するんです」 「サイン会で私が一番嬉しいのは『仲間に会えた』こと」 「本がなくても死ぬわけじゃないけど、本があったから生きてこられた」 ○語り手 青山美智子(あおやまみちこ) 1970年生まれ、愛知県出身。大学卒業後、シドニーの日系新聞社で記者として勤務。帰国後、出版社で雑誌編集者を経て執筆活動に入る。デビュー作『木曜日にはココアを』で第1回宮崎本大賞を受賞。他に『鎌倉うずまき案内所』『月曜日の抹茶カフェ』など、著書多数。『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』の5作が5年連続で本屋大賞にノミネートされている。 ○聞き手 根津香菜子(ねづかなこ) 雑誌編集部のアシスタントや朝日新聞記事の執筆・編集を経て、フリーランサーに。学生時代、入院中に読んだインタビュー記事に胸が震え、ライターを志す。現在は、役者への取材をメインに活動。幼いころから美味しそうな食べものの本を読んでは「これはどんな味がするんだろう?」と想像するのが好きな食いしん坊。 ○著者の言葉青山美智子「はじめに」本について話しました。これは、そんな本です。本が好きな人と、お茶を飲みながら語り合う。そのひとときを一冊にまとめていただきました。実際に、インタビューが行われたのはルノアールの一室でした。お茶をお代わりしながら、いろんな角度から本のことをずっと考えずっと話し続けるという楽しい時間でした。だから普段着姿のカジュアルな気持ちが、そのまま文章になっています。時にテンション高めになっているところもあると思いますが、そこはどうぞ笑って見守ってやってください。(一部抜粋)○根津香菜子「まえがき」今回のインタビューは数日にわけて行い、なかにはほぼ半日取材という日もあったのですが、青山さんのお話はどれも興味深く、私にとっては新鮮で、学びと発見ばかりでした。体は疲れているはずなのに、帰り道はいつもどこか楽しい気持ちと温かさに包まれていました。(中略)私も本に助けられた経験があります。つらい時や悲しいときは、いつもそばに本がありました。「この時、この本との出会いがあったから今の自分がいる」と思える本と出会えたことは、この先の人生を歩んでいく力になると確信しています。 (中略)この本が「作家・青山美智子」の軌跡を知る一端に、そして、青山さんの作品や、広義での「本」への興味を持つきっかけになってもらえたら嬉しいです。 (一部抜粋)更新日:2025年11月19日 内容紹介(JPROより) 『お探し物は図書室まで』『赤と青とエスキース』『月の立つ林で』『リカバリー・カバヒコ』『人魚が逃げた』本屋大賞5年連続ノミネートの人気作家が、本への熱い思いを語り尽くす。デビューのきっかけ、小説を書く時のモットー、ストーリーの作り方、装丁へのこだわり、図書館の魅力、本屋大賞への思い、本から得たもの……33の質問を通して浮かび上がる作家・青山美智子。そして、本好きなら思わずうなずく言葉の数々。「イマジネーションや想像力って、生物として与えられた武器」「『好き』をねじまげない。否定しない」「私の作品と出会ってくれる『あなた』は100年後の人かもしれない」「何者にも負けない最強な弱さが、私を助けてくれる」「『幸せな作家大賞』というのがあったら、絶対私が大賞だなって思っているんです」「自分が図書館で働いていた経験があったから書けた『お探し物は図書室まで』」「旅や出張に行くときは、必ず『そのとき本』というのを用意するんです」「サイン会で私が一番嬉しいのは『仲間に会えた』こと」「本がなくても死ぬわけじゃないけど、本があったから生きてこられた」○聞き手 根津香菜子(ねづかなこ)雑誌編集部のアシ

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絶賛36
好評46
普通60
不評2
酷評3

TOTAL 147 reviews

18マザーズ

マザーズ

2016年刊行

409pt

TOTAL SCORE

<第1章 マザーズ> 両親の愛情を一身に受け、優しい性格に育った19歳の浪人生・山瀬健太は、ひょんなことから自分が養子であることを知ってしまう。実の親と信じて疑わなかった父母とは血のつながりがなかった……。健太は自分の出自と産みの母のことを知るため、特別養子縁組の仲介をおこなうNPO「スマイルベビー」を訪れる。 そこは、さまざまな事情を抱えた妊婦たちが身を寄せる駆け込み寺のような場所だった。どうしても赤ちゃんを育てられない妊婦たちは、出産後すぐに「スマイルベビー」代表・奥田貴子の力添えで特別養子縁組をおこない、育ての親にわが子を託す。 特別養子縁組は、子どものための制度。ひとりでも多くの赤ちゃんの命を救いたい。幸せな人生を送らせてあげたい????そんな思いで奔走する貴子は明るく、包容力にあふれた女性。そして自らも悩みながら養女を育てるシングルマザーだ。貴子に促されるまま、「スマイルベビー」で過ごすことになった健太は、貴子や妊婦たちとふれ合いながら産みの母、育ての母の思いを知っていく。 “産みの母に会いたい"――健太の願いはかなうのか? <第2章 マザーズ2015?17歳の実母?> 母子家庭に育ち、弟ふたりの面倒をみながら地元の高校に通う麻子は地味で目立たないものの、成績はトップクラス。そんな麻子の妊娠が発覚するが、担任教師の洋平が理由を尋ねても「覚えていない」の一点張り。麻子の母・美津枝にはまったく連絡がとれず、洋平は困り果てていた。 洋平は麻子を連れ、予期せぬ妊娠をした妊婦たちが身を寄せるNPO「スマイルベビー」を訪れる。ここは、さまざまな事情からどうしても赤ちゃんを育てられない妊婦たちと、子どもに授かることができず養子縁組を望む両親とを結びつける支援団体。代表の奥田貴子は麻子を迎え入れるが、生活をともにするうちに麻子の身に起きた恐ろしくつらい過去が明らかに。?実母(産みの母)、養母(育ての母)、そして特別養子縁組で両者をつなぐNPOの貴子という3人の“マザーズ"を通し、命とは、母性とはを問う。

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絶賛16
好評8
普通10
不評3
酷評1

TOTAL 38 reviews

19ビューティフルレイン

ビューティフルレイン

2012年刊行

404pt

TOTAL SCORE

内容紹介(「BOOK」データベースより) 妻を亡くし、男手ひとつでひとり娘・美雨を育ててきた木下圭介。しかしある日突然、圭介は“若年性アルツハイマー病”と診断される。美雨をずっと守ってきた父と、お母さんがいなくても父ちゃんが一緒なら大丈夫と信じて生きてきた美雨。いつか大切な家族のことさえわからなくなってしまう、そんな過酷な試練に立ち向かうふたりが紡ぐ、真実の親子愛とはー。

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絶賛10
好評12
普通5
不評1
酷評0

TOTAL 28 reviews

20カインとアベル

カインとアベル

2016年刊行

18pt

TOTAL SCORE

内容紹介(JPROより) 山田涼介(Hey! Say! JUMP)主演。運命的な兄弟の姿を描いた話題のフジテレビ月9ドラマを完全ノベライズ!父が社長を務める高田総合地所に勤務する高田優は、幼いころから成績優秀な兄・隆一ばかりを寵愛し、自分には無関心な父親の愛情に飢えていた。ある日、優は会社の創立50周年記念パーティーで、矢作梓という女性に出会う。偶然にも、梓とともに社内の一大プロジェクトチームに選ばれた優は、次第に彼女に恋愛感情を抱きはじめる。しかし皮肉にも、梓は隆一の恋人で……。家族・仕事・恋……。さまざまな葛藤を通じて優がつかもうとする“本当に大切なもの”とは? 運命的な兄弟の姿を描いた話題作を完全ノベライズ。 内容紹介(「BOOK」データベースより) 父が社長を務める高田総合地所に勤務する高田優は、幼いころから成績優秀な兄・隆一ばかりを寵愛し、自分には無関心な父親の愛情に飢えていた。ある日、優は会社の創立50周年記念パーティーで、矢作梓という女性にシャンパンをかけてしまう。そして後日、偶然にも梓とともに社内の一大プロジェクトチームに選ばれた優は、仕事や思いもよらぬ出来事を通し、次第に彼女に恋愛感情を抱きはじめる。しかし、皮肉にも梓は、隆一の恋人で…。

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絶賛5
好評0
普通4
不評3
酷評0

TOTAL 12 reviews

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