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DATA-DRIVEN NOVEL RANKING

百田 尚樹

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている小説"のランキング

PROFILE

大阪府大阪市出身の作家・政治家。同志社大学在学中にテレビ番組に出演した後、放送作家として朝日放送の長寿番組「探偵!ナイトスクープ」の構成を担当。2006年に小説「永遠の0」で作家デビューを果たし、2013年には「海賊とよばれた男」で本屋大賞を受賞した。戦争を背景にした人間ドラマや歴史経済小説を得意とし、著作の累計発行部数は2019年時点で2000万部を超える。南京事件否定をはじめ歴史認識や政治的発言でたびたび国内外の注目を集めた。2019年に小説家引退を宣言した後も言論活動を続け、2023年には日本保守党を結成して代表に就任。2025年の参議院議員通常選挙で初当選し、政治家としても活動している。

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ランキング

1永遠の0

永遠の0

2006年刊行

23,240pt

TOTAL SCORE

「生きて妻のもとへ帰る」。その誓いを胸に抱きながら、仲間から卑怯者と蔑まれ続けたゼロ戦パイロットがいた。人生の目標を失いかけていた青年・健太郎と、フリーライターの姉・慶子は、太平洋戦争で特攻により散っていった祖父・宮部久蔵の足跡を辿り始める。元戦友たちの証言から浮かび上がってきたのは、凄腕でありながら異常なまでに生に執着するという、想像とはかけ離れた祖父の姿だった。「人は何のために生き、何のために死ぬのか」という重く静かな問いが、読む者の胸に深く刻まれていく。搭乗員を消耗品として扱う軍上層部の非情さ、そして戦場における男たちの絆。複数の証言が積み重なるにつれ、六十年の長きにわたって封印されてきた驚愕の真実が姿を現す。最終章では感情を大きく揺さぶる伏線回収が待ち受けており、涙なしには読み進められないと多くの読者が語る。過酷にして清冽なる愛の物語。

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絶賛14,879
好評6,579
普通2,272
不評466
酷評240

TOTAL 24,436 reviews

2海賊とよばれた男

海賊とよばれた男

2012年刊行

18,027pt

TOTAL SCORE

一九四五年八月十五日、敗戦によってすべてを失った日本。焼け野原に立ちながら、一人の男が誓いを口にする。「ならん、ひとりの馘首もならん!」。男の名は国岡鐡造。出勤簿なし、定年なし、労働組合なし、という異端の石油会社「国岡商店」の主だ。借金だけが残った廃墟から、社員を家族のように守りながら再起を図る姿は、まさに「志と情と勇気の物語」と呼ぶにふさわしい。やがて戦いは国内にとどまらず、世界規模へと拡大する。国際石油カルテル「セブン・シスターズ」に支配される日本の石油業界。経済封鎖で孤立するイランに向けて、英国海軍が警戒するホルムズ海峡を一隻のタンカーが極秘裏に向かう。世界を驚倒させた「日章丸事件」の真実がここにある。「もうダメだ、というときが本当の仕事のはじまり」を体現するかのように、何度倒されても立ち上がる男。純粋な使命感と人間への信頼を貫いた九十五年の生涯は、すべて実在した出来事をもとに描かれている。

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絶賛8,689
好評6,103
普通2,354
不評353
酷評109

TOTAL 17,608 reviews

3影法師

影法師

2010年刊行

10,398pt

TOTAL SCORE

下級武士の家に生まれた勘一と、文武両道の天才・彦四郎。七歳の秋に出会った二人は、刀を合わせて生涯の友となる契りを結ぶ。やがて勘一は下士の身分から筆頭家老にまで上り詰めるが、あれほど輝いていた彦四郎は不遇のうちに息を引き取っていた。なぜ彼は凋落したのか。なぜ武士として最も恥ずべき「卑怯傷」を負ったのか。老境に差し掛かった勘一が竹馬の友の足跡を辿るなかで、二十年以上前の出来事が少しずつその真の姿を現していく。光があるから影ができるのか、影があるから光が生まれるのか。読者からは「これ以上の男の友情があるだろうか」「友情譚でもあり、ミステリーでもある」と絶賛の声が上がり、幻冬舎の名編集者が百田作品の中で唯一の一冊として推薦した逸品でもある。終章で明かされる真相は、タイトルの意味を全く別の次元で輝かせ、読む者の涙を止まらなくさせる。江戸時代を舞台にしながら、人の一生をかけた信義と覚悟を鮮烈に描いた時代小説の傑作。。

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絶賛2,994
好評1,804
普通717
不評108
酷評54

TOTAL 5,677 reviews

4日本国紀

日本国紀

2018年刊行

10,353pt

TOTAL SCORE

神話の時代から現代まで、2000年以上にわたる日本の歩みを「一本の線」でつないだ壮大な日本通史。聖徳太子や平清盛、徳川家康といった歴史の主役たちだけでなく、教科書では決して語られない名もなき人物たちにも光を当て、国家の変遷を鮮やかに描き出す。ストーリーテラーとしての筆力が遺憾なく発揮され、「ページを捲る手が止まらない」と読者を唸らせる読みやすさも大きな特徴だ。「犬のお伊勢参り」のような思わず微笑むコラムから、GHQによる戦後の言論空間への介入、自虐史観の形成に至る鋭い考察まで、語り口は多岐にわたる。「ヒストリーとはストーリーと同じ語源」という著者の言葉通り、本書は単なる年表の羅列ではなく、私たち自身の物語として読める一冊だ。「日本の長い歴史を見つめ直す作業は、実にエキサイティングな旅だった」という著者の言葉が、読後には深く胸に刻まれる。

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絶賛3,078
好評1,180
普通530
不評93
酷評65

TOTAL 4,946 reviews

5野良犬の値段

野良犬の値段

2020年刊行

8,108pt

TOTAL SCORE

突如ネット上に現れた謎の誘拐サイト。そこには六人のみすぼらしい男たちの名前と顔写真が公開されていた。事件かイタズラか、半信半疑の世間を尻目に、犯人たちはなんと被害者とは無関係な大手新聞社やテレビ局に身代金を要求する。誘拐されたのはホームレス、つまり社会から見捨てられた野良犬同然の存在だ。果たしてメディアは赤の他人の命に対価を払えるのか、という前代未聞の問いが日本全体を揺さぶる。読者はやがて犯人グループの内幕を知ることになり、いつしか彼らを応援する側に回ってしまうという不思議な体験をすることになる。犯人対警察対メディアの三つ巴の心理戦は息をもつかせず、一気読み必至の展開が続く。メディアの偽善と情報社会の脆さを鋭く風刺しながら、命の価値とは何かを真正面から問いかける社会派ミステリーであり、最終章では驚くべき結末が待ち受けている。

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絶賛1,808
好評1,325
普通471
不評75
酷評38

TOTAL 3,717 reviews

6今こそ、韓国に謝ろう

今こそ、韓国に謝ろう

2017年刊行

8,092pt

TOTAL SCORE

日本統治時代の35年間に、日本は朝鮮半島で何をしたのか。学校を建て、鉄道を敷き、インフラを整備し、医療環境を改善することで人口を倍増させた。ところが、その歴史は今も深刻な対立の火種となっている。本書はその矛盾を鋭く問い直す、日韓関係をめぐる異色の一冊。タイトルは「謝ろう」でありながら、謝る気はほぼ皆無というのが読者の一致した感想であり、まさに「皮肉全開」「百田流の大自虐」として語られる構成になっている。日本が良かれと思って押し付けた近代化は、果たして本当に「余計なお節介」だったのか。慰安婦問題、徴用工、内政干渉に至るまで、著者は独自の視点と辛辣なユーモアで斬り込んでいく。読者の間では「目からウロコ」「知らなかったことが多すぎた」という声が多い一方、「鵜呑みにせず他の資料も参照すべき」という冷静な意見も根強い。賛否が真っ二つに割れるからこそ、日韓問題を自分の頭で考えるための入口として機能する一冊。

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絶賛1,942
好評665
普通309
不評41
酷評66

TOTAL 3,023 reviews

7禁断の中国史

禁断の中国史

2022年刊行

8,041pt

TOTAL SCORE

中国四千年の歴史に潜む、教科書では決して語られないタブーの数々を徹底的に暴き出した衝撃の一冊。易姓革命のたびに繰り返される大規模な流血、想像を絶する残酷な刑罰、体の一部を切除することで宮廷に仕えた宦官制度、そして文化として根付いていたとされる食人の風習まで、目を背けたくなるほどの史実が次々と明かされる。さらに科挙や纏足といった制度からも、権力者が民衆を支配し続けた構造が浮き彫りになる。読者からは「食人や刑罰の章は本当に悍ましかった」「三国志や項羽と劉邦を読んで学んだつもりでいたが、まったくもって側面的な捉え方だった」といった声が相次ぐ。著者特有の軽妙な語り口で、重くおぞましい題材がスラスラと読み進められる不思議な力を持ちながらも、中国共産党の暗黒史に至るまで、その歴史の本質に鋭く迫る内容は、読む者の価値観を根底から揺さぶる。

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絶賛2,068
好評742
普通395
不評93
酷評100

TOTAL 3,398 reviews

8カエルの楽園

カエルの楽園

2016年刊行

7,499pt

TOTAL SCORE

国を追われた二匹のアマガエル、ソクラテスとロベルトが、放浪の末にたどり着いた平和な楽園「ナパージュ」。そこでは「三戒」と呼ばれる戒律と「謝りソング」という奇妙な慣習のもと、心優しいツチガエルたちが穏やかな日々を送っていた。しかし南の沼から凶暴なウシガエルの影が迫るにつれ、その楽園の本当の姿が露わになっていく。「最大の悲劇は、良心的な愚かさによってもたらされる」という言葉が示すとおり、侵略者によって滅ぼされるのではなく、平和な国の住民たち自身の手によって楽園が崩壊していく様は、読者に鋭い問いを突きつける。「ソクラテスと一緒に悩む本だった」というレビューが象徴するように、思考停止した集団の危うさと国家の本質を、カエルたちの寓話に巧みに落とし込んだ作品である。著者自ら「私の最高傑作」と断言した、大衆社会の本質を衝く警世の一冊。

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絶賛1,990
好評1,481
普通1,121
不評291
酷評147

TOTAL 5,030 reviews

9BOX!

BOX!

2008年刊行

7,398pt

TOTAL SCORE

天才的なボクシングセンスを持ちながらお調子者の鏑矢と、運動が苦手ないじめられっ子だった秀才の木樽。正反対の幼なじみ二人が、大阪の高校ボクシング部で繰り広げる青春群像劇です。木樽には、強くならなければならない切実な理由がありました。一年生から圧倒的な強さで勝ち続ける鏑矢を目標に、木樽はひたむきな努力を重ねていきます。やがて二人の力が拮抗し始めたとき、親友同士の関係には微妙な変化が忍び寄ります。さらに高校ボクシング界最強の男、稲村という巨大な壁が立ちはだかります。読者からは「最高の結末に喜びの涙ではなく悲しみの涙が流れた」「20巻のスポ根漫画を読み切った気分」という声も。ボクシングという競技の奥深さと試合の緊迫感を圧倒的な筆力で描き切り、天才の輝きと挫折、努力が実を結ぶ瞬間、そして友情の美しさと残酷さが交差する、胸を熱くする青春小説の傑作です。

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絶賛1,409
好評1,462
普通582
不評58
酷評21

TOTAL 3,532 reviews

10モンスター

モンスター

2010年刊行

7,333pt

TOTAL SCORE

「かつてバケモノと呼ばれた女が、絶世の美女に生まれ変わる。」田舎町で生まれ、その醜い容姿ゆえに幼少期から周囲に虐げられ続けた和子。友人も持てず、まともな恋愛も諦め、孤独の中で歪んでいく心。ある事件をきっかけに故郷を追われた彼女は、東京で美容整形と出会い、総額1000万円を超える手術を繰り返しながら、誰もが振り返る完璧な美貌を手に入れていく。「整形は自分のため?復讐のため?それとも愛のため?」美しさを獲得するたびに変わっていく周囲の態度、そして自分自身の内面。読者の多くが応援しながらも、心をすり減らしながら読んだと語るほど、主人公の半生は壮絶だ。故郷に戻り、過去に自分を踏みにじった人間たちへの仕返しを果たしていく一方で、彼女の胸に宿り続けるのは、ただひとりの男への狂おしいまでの情念。美しさを盾に突き進む先に待ち受けるのは、幸せか、それとも破滅か。ラストシーンは、美帆視点ではハッピーエンド、客観的にはバッドエンドとも評される、何とも言えない余韻を残す結末となっている。

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絶賛1,800
好評2,780
普通2,577
不評613
酷評189

TOTAL 7,959 reviews

11カエルの楽園2020

カエルの楽園2020

2020年刊行

6,539pt

TOTAL SCORE

二匹のアマガエルが再びたどり着いたのは、かつて悲劇に沈んだはずの楽園だった。隣国ウシガエルの地で「新しい病気」が猛威を振るう中、楽園の住人たちは根拠なき楽観視を続ける。やがて病は楽園にも忍び込み、政治家や言論人たちの滑稽な迷走が始まる。読者レビューには「カエルのセリフに置き換えただけで、権威のフィルターが取り除かれ、高度に見えた考えが実は陳腐なものだと分かってしまう」という鋭い指摘がある。寓話という形式だからこそ、現実の愚かしさが剥き出しになる。物語は衝撃の三通りの結末を用意し、読者に問いかける。善良な国民性を持ちながらも思考を止めた楽園の住民は、果たして誰のことか。

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絶賛1,393
好評580
普通387
不評103
酷評49

TOTAL 2,512 reviews

12夏の騎士

夏の騎士

2019年刊行

6,338pt

TOTAL SCORE

昭和最後の夏、勉強も運動も苦手な小学六年生の男子三人組が、アーサー王の物語に感動し、秘密基地で騎士団を結成する。憧れの美少女をレディと定めて忠誠を誓うが、彼女を守るために隣町で起きた女子小学生への凶行の犯人探しに乗り出すことになる。クラスで嫌われ者の少女との交流や、文化祭のミュージカル練習、難関模試への挑戦など、三人は夢中で駆け抜けた一夏を経て、少しずつ本物の騎士へと成長していく。スクールカーストなんかじゃ人の価値は決まらない、と膝を打つような爽快感と、終盤の息をのむ緊張感が共存する王道ジュブナイル作品。三十一年後を描くエピローグまで読み切ると、人生において大切な二つのもの、それは勇気と友、という言葉がずっしり胸に響く。

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絶賛1,175
好評715
普通361
不評42
酷評37

TOTAL 2,330 reviews

13風の中のマリア

風の中のマリア

2009年刊行

5,795pt

TOTAL SCORE

オオスズメバチの働きバチ、マリアの視点で描かれる異色の小説です。命の期限はわずか三十日。恋もせず、子も産まず、ただ「偉大なる母」と帝国を守るために戦い続ける一匹の戦士の生涯が、圧倒的なリアリティで描かれます。「たかがハチ」と切り捨てられない何かを持っている、という言葉通り、読者は知らぬ間にマリアを応援し、その生き様に感動を覚えます。オオスズメバチの詳細な生態描写は昆虫図鑑さながらで、遺伝子や種の存続を巡る謎も物語の核心に絡んできます。虫が苦手な読者でも思わず引き込まれる、生命の尊さと自然の残酷さが同居した傑作です。

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絶賛1,129
好評1,420
普通1,234
不評289
酷評85

TOTAL 4,157 reviews

14日本保守党

日本保守党

2024年刊行

5,537pt

TOTAL SCORE

「日本を、豊かに強く」というシンプルな言葉を旗印に、作家と敏腕ジャーナリストがタッグを組んで立ち上げた政治運動の全記録。単なる政策論にとどまらず、天皇制や憲法改正、核問題、衆愚政治論など、現代日本が向き合う本質的な課題に正面から切り込む。「当たり前のことをすれば、日本は甦る」という主張の根底には、日本の歴史と精神性への深い敬意がある。読者からは「すごいことが書いてあるような気もするが、実は当たり前のことばかり。しかしその当たり前のことができないのが今の日本」という声も上がっており、その率直さが多くの共感を呼んでいる。政治に対して怒りや閉塞感を抱く人々へ向けた、一つの覚悟の書。

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絶賛996
好評124
普通61
不評25
酷評49

TOTAL 1,255 reviews

15夢を売る男

夢を売る男

2013年刊行

5,098pt

TOTAL SCORE

出版業界を舞台に、現代人の欲望と自意識を鋭くえぐり出したブラック・コメディです。舞台は、本の出版を夢見る人々が集まる出版社・丸栄社。輝かしい自分史を残したい団塊世代、スティーブ・ジョブズに憧れるフリーター、ママ友を見返したい主婦など、様々な登場人物が敏腕編集者・牛河原の前に現れます。牛河原は巧みな話術と褒め上手な交渉術で彼らを翻弄し、ジョイント・プレス方式という独自のビジネスへと誘い込んでいきます。最初は詐欺まがいの商売に映る牛河原ですが、読み進めるうちに彼の編集者としての矜持が浮かび上がり、評価が覆されていく展開が読みどころです。笑いながらも、自分自身の承認欲求を問い直さずにはいられない、そんな皮肉に満ちた傑作長編です。

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絶賛748
好評1,172
普通847
不評153
酷評43

TOTAL 2,963 reviews

16「日本国紀」の副読本

「日本国紀」の副読本

2018年刊行

5,075pt

TOTAL SCORE

「日本人の歴史を取り戻す戦いをすべて語る」という強烈なメッセージを掲げた一冊。ベストセラーとなった通史の著者と編集者による対談形式で、執筆の舞台裏から現行の歴史教育の問題点まで、余すことなく語り尽くされています。読者からは「平和ボケ」「経済」「日韓関係」という三つの隠しテーマへの共感が多く寄せられ、「日本国記を読もう」と決意させた、という声も。現行の歴史教科書が抱える歪みを具体的に検証しながら、日本人としての誇りを育む歴史観の必要性を力強く訴えます。「私たちの歴史を、私たち自身の掌中に取り戻す」、その闘いの全貌が凝縮された濃密な一冊です。

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絶賛844
好評306
普通205
不評36
酷評39

TOTAL 1,430 reviews

17百田尚樹の日本国憲法

百田尚樹の日本国憲法

2020年刊行

4,924pt

TOTAL SCORE

日本国憲法は、突っ込みどころ満載でおかしな点がいっぱいある。著者はそう断言し、その根拠を日本史にさかのぼりながら丁寧に解き明かしていく。読者からは「わかりやすくて、爆笑するほど面白くて、震えがくるほど怖い」との言葉が寄せられており、まさにその通りの内容だ。憲法の成り立ちから第九条の問題点、天皇制の意義、安全保障の実態まで、軽快な文体で読み進められながらも、その内容は非常に重厚だ。GHQがわずか数日でまとめ上げたとされる憲法が、いかにして日本の安全保障に影を落としてきたかが、歴史的な視点から浮き彫りにされていく。笑いながら読み進めるうちに、気づけば日本を取り巻くリアルな脅威と向き合うことになる、知的刺激に満ちた一冊だ。

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絶賛710
好評286
普通149
不評17
酷評13

TOTAL 1,175 reviews

18聖夜の贈り物(改題: 輝く夜)

聖夜の贈り物(改題: 輝く夜)

2007年刊行

4,391pt

TOTAL SCORE

クリスマスイブの夜に、五人の女性たちが体験する五つの奇跡を描いた短編集。リストラ、病、孤独、後悔、絶望と、それぞれが深い傷を抱えながらも、純粋な心で他者を思い続ける女性たちの前に、不思議な出来事が訪れる。魔法の万年筆、傷ついた野良猫、病室でのひとときの夢、忘れられない恋人との記憶、そして雪の夜の教会でのサンタクロースとの出会い。王道でありきたり、そう言ってしまえばそれだけだけど、と感じながらも読者が涙をこらえられないのは、著者が込めた強い思いがあるからだ。日頃つらい思いをしている女性たちにも、夢みたいに報われる日があってもいい。その信念が、五つの物語に一貫して流れている。最後の結末にひと捻りある仕掛けも秀逸で、作家デビュー第二作とは思えない完成度を誇る。

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絶賛657
好評1,059
普通1,060
不評250
酷評64

TOTAL 3,090 reviews

19幸福な生活

幸福な生活

2011年刊行

4,247pt

TOTAL SCORE

愛する人の"秘密"をテーマに、全19話のショートショートが収録された短編集です。不倫、家族の隠された過去、日常に潜む恐怖など、身近な関係の中に潜む闇を描いた作品が並びます。最大の特徴は、すべての話において最終ページをめくった先の、たった一行にオチが凝縮されているという構成です。読者からは「ページをめくった先に書かれている一行の破壊力」「最後の一行でゾワっとする瞬間がたまらない」と絶賛の声が寄せられています。サスペンス、ホラー、ブラックユーモアと幅広いジャンルをまたぎながら、どの話も読みやすく中毒性があると評判です。放送作家として長年活躍した著者の技量が随所に光る、一気読み必至の作品です。

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絶賛717
好評1,543
普通1,909
不評552
酷評153

TOTAL 4,874 reviews

20橋下徹の研究

橋下徹の研究

2022年刊行

4,243pt

TOTAL SCORE

日本一のコメンテーターと称される弁護士出身の政治家の膨大な言動を、ベストセラー作家が徹底的に検証した一冊。かつては親交のあった二人が、ロシアによるウクライナ侵攻を機に対立し、その後の中国問題、靖国論争、大阪市政時代における中国企業のステルス参入疑惑へと検証の幅は広がっていく。ツイッターでの生々しいやりとりや元教諭の証言も収録され、単なる批判本を超えた内容となっている。読者からは「支離滅裂な発言の数々に不信感さえ感じる」との声も上がり、テレビでなじみ深い人物の別の一面を浮き彫りにする。日本のメディアと世論の構造的な問題にまで踏み込んだ、警世の書として位置づけられる作品。

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絶賛640
好評239
普通128
不評52
酷評34

TOTAL 1,093 reviews

21フォルトゥナの瞳

フォルトゥナの瞳

2014年刊行

4,175pt

TOTAL SCORE

幼い頃に家族を火事で失い、孤独に生きてきた青年が、ある日突然「他人の死の運命」が視える瞳を手に入れる物語。死に近づく人の体が透けて見えるという残酷な能力を前に、青年は深く苦悩する。「私達は日々自分の運命を自らの選択で決めている」というレビューの言葉が示す通り、本作は愛と運命をめぐる問いを読者に突きつける。人を救うたびに自らの命が削られていく代償の中で、生まれて初めて愛する人と出会った主人公が下す決断とは何か。そして迎えるエピローグには、思いもよらない衝撃の事実が待ち受けている。「ラストにはラストがあった」という読者の言葉が、この作品の深みを物語る。

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絶賛541
好評1,028
普通987
不評209
酷評51

TOTAL 2,816 reviews

22「日本国紀」の天皇論

「日本国紀」の天皇論

2019年刊行

3,999pt

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65万部を突破した通史の著者と編集者が、日本の歴史に浮かび上がる天皇の本質を語り尽くした対談形式の一冊。平安時代に政治権力を手放してもなお、いかなる権力者にも取って代わられることなく敬われ続けてきた天皇という存在の謎に迫る。万世一系の意義や歴代天皇の御心、そして戦後教育がいかに天皇をめぐる知識を遠ざけてきたかまで幅広く論じる。読者レビューには「この一冊さえ読めばあらかた理解できると感じさせる充実度」という声もある。学術的な難解さはなく、入門書としても復習書としても機能する構成が特徴的。

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絶賛496
好評159
普通86
不評10
酷評16

TOTAL 767 reviews

23プリズム

プリズム

2011年刊行

3,834pt

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世田谷の古い洋館に家庭教師として通うことになった聡子は、屋敷の離れに住む謎の青年と出会う。ある日は攻撃的で荒々しく、別の日には陽気に口説いてきて、また別の日には知的で穏やかな紳士として現れる。まるで別人のように変貌する彼の姿に困惑しながらも、聡子はいつしか彼に惹かれていく。やがて明かされたのは、彼が解離性同一性障害、いわゆる多重人格者であるという衝撃の事実。人は人の何を愛するのか、そして、いつか消えゆく人格に恋してしまったとき、その愛はどこへ向かうのか。治療が進むにつれ、ひとつずつ人格が統合されていく切なさと、結ばれることのない運命に翻弄される女性の姿が、読む者の胸を締めつける。

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絶賛642
好評1,069
普通1,354
不評437
酷評98

TOTAL 3,600 reviews

24大放言

大放言

2015年刊行

3,423pt

TOTAL SCORE

思ったことや軽いジョークを口にしただけで、クレーム、バッシングの嵐。求められるのは人畜無害な意見ばかり、という息苦しい世の中に、真っ向から挑む書き下ろし論考集。ズレた若者、偏向したマスコミ、平和ボケの政治家たちを縦横無尽にメッタ斬りにする内容は、「百田節炸裂」と読者から評される痛快さに溢れている。炎上発言の真意から、社会への素朴な疑問、大胆すぎる政策提言まで、多岐にわたるテーマを独自の論理で展開。「発言の一部だけを切り取り、都合よく解釈する」マスコミの姿勢に疑問を呈しながら、思考停止の世間に一石を投じる。賛否両論は避けられないが、「感情的にならずに読んだら、とても面白い内容」と語る読者も多く、既成概念を揺さぶる一冊。

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絶賛393
好評314
普通225
不評42
酷評20

TOTAL 994 reviews

25放送禁止。「あさ8」で知るニュースの真相

放送禁止。「あさ8」で知るニュースの真相

2024年刊行

3,053pt

TOTAL SCORE

地上波では絶対に放送できない、そんな過激なニュース解説が話題を呼んだネット番組を書籍化した一冊。再生可能エネルギー利権の闇、政治資金をめぐる裏金問題、中国マネーによる政治介入、そして財務省と経団連が仕掛ける罠。読者からは「恥を知れ、恥を!と政治家全員に投げつけたい」という声も上がるほど、衝撃的な実態が次々と明かされていく。偏向報道を行うメディアへの宣戦布告とも言えるこの書は、「報道しない自由」を行使するマスコミの実態に真っ向から挑むチャレンジ精神に満ちている。メガソーラーによる森林破壊からLGBT法の問題点まで、日本が直面する課題の深刻さを多角的に掘り下げた内容となっている。

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絶賛350
好評70
普通58
不評18
酷評21

TOTAL 517 reviews

26バカの国

バカの国

2020年刊行

2,971pt

TOTAL SCORE

クレーマー、SNS上で愚かさを晒す人々、そして血税を食い潰す役人や保身に走る政治家まで、世にはびこる「バカ」の実態を123篇にわたって鋭くえぐり出したエッセイ集。「笑いと怒りの123篇」という言葉通り、読み始めは思わず笑えるエピソードが続くものの、次第に「おいおい日本、大丈夫か」という深刻な危機感へと変わっていく。一般市民の呆れた言動にとどまらず、公務員や議員といった国の中枢を担う存在のモラル崩壊まで丹念に取り上げ、「役人と書いてバカと読む」とも評される現実を容赦なく突きつける。笑いを入口に、気づけば日本社会の病理を考えさせられる構成が特徴の一冊。

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絶賛418
好評219
普通211
不評66
酷評54

TOTAL 968 reviews

27錨を上げよ

錨を上げよ

2010年刊行

2,878pt

TOTAL SCORE

昭和30年、空襲の跡が残る大阪の下町に生まれた作田又三。下品で、ずるくて、しぶとくて、ルール無視でもお構いなし。そんな男が単車で当てのない旅に出たことをきっかけに、東京、北海道、そして異国の地まで、人生という荒海を海図なしに突き進んでいく。麻雀店員、見習いホスト、右翼団員、密漁船乗組員と職を転々としながら、恋に落ちては傷つき、トラブルに巻き込まれながらも絶対にへこたれない。著者自身の体験をもとに描かれた全4巻、2400枚に及ぶ自伝的ピカレスクロマン。人生の至る所で敗北を喫しながらも不屈の魂で昭和を駆け抜けた男が、果たして錨を下ろす終着の港にたどり着けるのかが見どころの圧倒的青春小説。

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絶賛506
好評532
普通595
不評216
酷評130

TOTAL 1,979 reviews

28地上最強の男

地上最強の男

2020年刊行

2,843pt

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ボクシングのヘビー級チャンピオン。その称号こそが、かつて「地上最強の男」を意味した時代があった。本書は、黎明期から26人の王者たちの栄光と悲哀を、激動のアメリカ近代史と重ね合わせながら描く感動の巨編だ。白人社会に真っ向から挑発を叩きつけたジャック・ジョンソン、ナチスの脅威と対峙したジョー・ルイス、そしてベトナム戦争への兵役拒否でベルトを失ったモハメド・アリ。リング上の激闘は、黒人差別、イデオロギーの代理戦争、そして反権力の象徴として時代を動かした。読者レビューが語るように、「行間から迸るただならぬ熱気」に著者の思いがヒシヒシと伝わる。単なるボクシング史を超え、もう一つのアメリカ史として読める貴重な一冊。

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29百田尚樹の新・相対性理論

百田尚樹の新・相対性理論

2021年刊行

2,771pt

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「時間の本質を知れば、人生が一変する。」そんな大胆な命題を掲げたこの一冊は、物理学の話ではなく、人間と時間の深い関係を独自の視点で解き明かす思考論である。お金も物も、突き詰めれば時間を換算したものに過ぎず、社会は時間の売買と交換によって成り立っているという。才能とは同じことを他人より短い時間でやり遂げる能力であり、長生きとは物理的な寿命の長さではなく、充実した時間の豊かさで測られるものだという視点は、多くの読者に鮮烈な気づきを与えている。そして恋愛の喜びさえも「時間の共有」にあると説く終章まで、軽快な筆致で読ませ続ける構成が光る。最後に刻まれたナポレオンの言葉が、読後に鋭く胸に突き刺さる。

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30大常識

大常識

2023年刊行

2,643pt

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「どう考えてもおかしいやろ」という怒りの叫びから始まる本書は、政治家の醜態、横暴なリベラル、犯罪者への甘い視線、平和ボケ、そして道徳の崩壊まで、現代日本の非常識を六つのテーマで容赦なく斬り捨てるコラム集である。読者からは「8割は同意」「よくぞ言ってくれた」という声が多数上がる一方、「少し偏り過ぎでは」という冷静な視点も交差し、賛否が鮮やかに分かれる一冊でもある。「常識の崩壊は文化の崩壊だ」という警鐘は重く響き、自分自身の常識を問い直す契機を与えてくれる。切れ味鋭い筆致で綴られた怒りの鉄拳が、読む者の思考を揺さぶる論客エッセイの真骨頂と言える作品である。

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31戦争と平和

戦争と平和

2017年刊行

2,564pt

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日本人は戦争に向かない民族である、という衝撃的な命題から本書は始まる。ゼロ戦とグラマンの徹底比較を通じて、最悪の事態を想定しない国民性、盾の思想の欠如、補給を軽視した兵站の崩壊など、日本が抱える致命的な弱点が次々と明かされる。第二章では大ベストセラー作品が戦争賛美と批判された経緯を振り返りつつ、作者が込めた真の反戦への想いを語る。第三章では護憲派をリアリストとロマンチストの視点から鋭く問い直し、九条教という表現で現実から目を背ける姿勢に警鐘を鳴らす。戦争を回避できるのはリアリストだけだという主張は、読者に深い問いを投げかける。

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32「カエルの楽園」が地獄と化す日

「カエルの楽園」が地獄と化す日

2016年刊行

2,447pt

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「カエルの楽園が地獄と化す日」の紹介文を作成します。 --- ベストセラー寓話小説が警告した悪夢のシナリオが、現実のものとなりつつある。中国が海洋進出を強め、尖閣諸島の領海侵犯が常態化するなか、日本の政治はなぜ沈黙するのか。中国から日本に帰化した評論家・石平と著者が、全身全霊をかけて語り合った警鐘対談。「狼はどんな理由でもつけてくる」という冷徹な現実を前に、チベットやウイグルで繰り返されてきた支配の実態、そして尖閣から沖縄、さらには九州へと続く侵略シナリオを詳細にシミュレーション。「平和を維持するには、守り抜くという強い意志が必要だ」という読者の声が示すように、安全の代償を問い直す一冊。 --- **文字数確認:255文字**

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33幻庵

幻庵

2016年刊行

2,380pt

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「古今無双の名人になる」という破天荒な夢を胸に、幕末前夜の江戸を駆け抜けた一人の棋士の生涯を描いた本格歴史小説です。主人公は後に幻庵と呼ばれる風雲児で、囲碁界最高の称号である名人碁所を巡り、才能あふれるライバルたちと盤上・盤外で熾烈な権力闘争を繰り広げます。囲碁を知らなくても、命を削るような対局の迫力と人間ドラマに引き込まれると多くの読者が証言しており、「熾烈にて苛烈、碁石よりも命のやり取りだ」という言葉がその激しさを象徴しています。妻の失踪、愛弟子との別れ、そして黒船来航という時代の波に翻弄されながらも、碁一筋に生きた男が最後に辿り着いた境地とは何か。上中下巻合わせて読み応え十分な大作です。

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34偽善者たちへ

偽善者たちへ

2019年刊行

2,358pt

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都合のいい正義を振りかざして自省しないマスコミ、加害者をやたら擁護したがる人権派、隣国の横暴には見て見ぬふりをする人々、無責任な発言を繰り返す野党議員。この国に蔓延する数多の偽善を、ベストセラー作家が容赦なくぶった斬る、言論の銃弾109連射。メディア批判から人権問題、安全保障、隣国との外交問題、野党の体たらくまで、幅広いテーマを鋭くも時にユーモアを交えて一刀両断する。媚びない姿勢と鋭い指摘がすっきりする、まるで読者の気持ちを代弁してくれるような痛快な一冊。

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35狂った世界

狂った世界

2024年刊行

2,268pt

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多様性の尊重、犯罪者の人権、男女平等、隣国との友好。そんな標語のような綺麗事を追求して、世の中は本当に良くなるのだろうか。本作は、日常に潜む奇妙なニュースや珍事件を次々と取り上げ、「頭でっかちな正論を市井の常識から一刀両断する」憂国の書。放送作家出身という経歴を活かし、思わず笑ってしまう珍事から背筋が凍るような事件まで、幅広い題材をバサバサと切っていく。読者からは「共感の嵐」「痛快」との声が相次ぐ一方、「世の中がどんどん劣化していく」という暗澹たる思いも滲む。あとがきには著者自身の炎上エピソードまで収録され、最後まで読む手が止まらない。

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36リング(改題: 「黄金のバンタム」を破った男)

リング(改題: 「黄金のバンタム」を破った男)

2010年刊行

2,260pt

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敗戦から十余年、まだ傷跡も癒えぬ時代に、19歳で世界王座に就いたひとりのボクサーがいた。当時、世界タイトルはわずか8階級に8人だけ。その価値は現代とは比べるべくもなく、全国民がリングに熱狂した。そんな時代に「史上最強」と謳われた黄金のバンタムを打ち破り、日本人初の二階級制覇を成し遂げた男の軌跡を描いたノンフィクションである。想像を絶する過酷な減量、世界の強豪たちとのギリギリの攻防、そして理不尽な判定に泣いた幻の三階級制覇。打たれても打たれても前へ出る男の姿は、戦後日本が懸命に立ち上がる姿そのものと重なる。試合描写のスピード感と臨場感は圧巻で、昭和の熱気がページから溢れ出す傑作である。

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37モンゴル人の物語 第一巻

モンゴル人の物語 第一巻

2025年刊行

2,235pt

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少数の遊牧民族の集団が、ユーラシア大陸の大半を支配する大帝国へと変貌を遂げた、世界史上最大の奇跡とも呼ばれる征服劇。その中心に立つのは、テムジンという一人の若者だ。文字すら持たなかった民族が、いかにして歴史を塗り替えたのか。本作は純粋な歴史小説ではなく、史料の空白を著者独自の解釈と筆力で埋めた、いわば百田版モンゴル人の歴史とも言える一大叙述だ。丁寧な考察が物語を際立たせ、司馬遼太郎を彷彿とさせるとの声も上がる。難解になりがちな題材を誰にでも届く形で語る筆の力に引き込まれ、気づけば広大なモンゴル高原を駆けるテムジンの姿に没入している。

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38アホか。

アホか。

2021年刊行

2,168pt

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日々のニュースで報じられる、呆れかえるような事件の数々。国会議員の理解し難い言動、欲望に負けた変態、動機と行動がズレすぎた犯罪者たち。ベストセラー作家が92の珍事件に鋭くツッコむ痛快なエッセイ集です。「生まれ変わったら、道になりたい」という側溝に潜んだ男の名言をはじめ、笑えるものからシャレにならないものまで92連発。読者からは「案外、柔軟性のある人」「驚くほど共感できることばかり」との声も多く、読み始めると止まらない一冊です。そして著者が最後に問いかけるのは、アホなニュースを笑って消費する私たち自身の姿。本当のアホとは誰なのか、読み終えた後に思わず自問させられます。

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39鋼のメンタル

鋼のメンタル

2016年刊行

2,133pt

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他人の目が気になってしかたがない、悪口に落ち込む、後悔を引きずる、人前であがってしまう。そんな悩みを抱える人に向けた、著者初の本格的な人生論です。マスコミやネットで激しいバッシングを受け続けながらも、我が道を行く著者が、自らの経験をもとに精神力の鍛え方を語ります。「人間関係で悩むのは幸せな証拠」「後悔はするだけ無駄」「他人の悪口は大いに言うべし」など、一見逆説的でありながら核心をつく処方箋が並びます。体系的な理論書というよりは、著者のざっくばらんな人生論として綴られており、「考え方ひとつで、誰でも精神の強さは鍛えられる」というメッセージが全編を貫きます。

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40成功は時間が10割

成功は時間が10割

2022年刊行

2,115pt

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人間にとって最も大切なものは、金でも物でもなく「時間」だと著者は説く。仕事とはすなわち時間の売買であり、才能とは同じことを他人より短い時間でこなせる能力だという。楽しい時間はなぜ早く過ぎるのか、充実した時間を多く持つことがなぜ「長生き」と同義なのか。物理的な寿命ではなく、心で感じる時間の濃さこそが人生の長さを決めるという独自の視点で、仕事・恋愛・努力・娯楽まで、あらゆるものを時間という一軸で鮮やかに切り取っていく。「感情の鈍麻は人生を短くする」という言葉が胸に刺さる一冊。

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41危うい国・日本

危うい国・日本

2020年刊行

2,001pt

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「デュープス」という言葉をご存知だろうか。左翼に騙されて正義ぶる、おバカさんのことだ。作家と評論家の二人による徹底対談は、その正体が日本の官僚やマスコミを支配しているという衝撃的な問題提起から始まる。コロナ対応の失策に見る危機管理の欠如、一向に進まない憲法改正の裏側、深刻さを増す安全保障の現実、そして歴史の闇に潜むスパイ工作の実態まで、多角的な視点から日本の脆弱性が解剖される。特に注目すべきは、インテリジェンスという概念への問いかけだ。「敵を知り己を知れば百戦危うからず」という言葉通り、情報戦略なき国家の末路を、日露戦争から大東亜戦争、そして現代へと連なる歴史の教訓をもとに論じ尽くす。

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42逃げる力

逃げる力

2018年刊行

1,457pt

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「逃げる」ことは、弱さの証明ではない。本書はそんな固定観念を真っ向から覆す一冊だ。戦うときに分泌されるホルモン、アドレナリンは逃げるときにも分泌される。つまり逃げることは、戦うことと同じくらい積極的で能動的な行動なのだ。ブラック企業、パワハラ上司、有害な人間関係。勝ち目がなく、得るものもないと判断したなら、さっさと逃げるべきである。一方で、逃げてはいけない場面についても丁寧に論じており、単なる逃避礼賛に留まらない。歴史上の武将や動物の本能的判断も交えながら、「本当に大切なものを見極めること」こそが逃げる力の根幹だと説く。家族と自分だけが替えのきかない存在であり、それを守るための判断力こそが人生を左右する。

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43いい加減に目を覚まさんかい、日本人!

いい加減に目を覚まさんかい、日本人!

2017年刊行

1,433pt

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日本人の平和ボケを生み出す最大の要因はメディアにあると断言する作家と、日本に長年住み日本人以上の侍魂を持つと評されるアメリカ人弁護士が、12時間にも及ぶ徹底対談を繰り広げる。韓国の反日運動の根源、中国による静かな領土侵食、自虐史観教育の弊害、そしてNHKや朝日新聞をはじめとするメディアの偏向報道まで、日本が抱える問題を洗いざらい俎上に載せる。外国人目線で日本の良さとダメな部分を鋭く突くケント氏の論理と、関西弁で歯に衣着せぬ百田氏の熱量が絶妙に噛み合い、読者に新たな気づきを与える一冊。歴史観がメディアの先入観に囚われていないかを問い直す、骨太な議論の記録。

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44人間の業

人間の業

2022年刊行

1,359pt

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「わかっちゃいるけど、やめられない」という言葉で表現される、人間の抗いがたい本能的な衝動を「業」と呼ぶ。党利党略に走る政治家、大上段に構えるメディア、正義を振りかざすSNSの匿名ユーザーまで、世の中には首を傾げたくなる出来事があふれている。本書は、著者が週一回発行するメルマガから生まれた、時事ネタ辛口コラム集の第四弾。コロナ禍で露わになった人間の滑稽さ、理不尽な事件の数々を、歯に衣着せぬ百田節で容赦なく斬っていく。読者からは「メンタルケア本としてもオススメ」との声もあがるほど、痛快な一冊。しかし著者自身も自らの業を認めており、愚かでマヌケな人間たちを、どこか愛らしい目線で見つめているのが本書の特徴だ。

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45クラシックを読む1

クラシックを読む1

2021年刊行

1,358pt

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クラシック音楽にはドラマがある。曲の背後には作曲家の人生があり、その苦悩や喜びが詰め込まれているからだ。2万枚を超えるCDに囲まれ、ほぼ毎日聴き続けてきた作家が、愛・狂気・エロスをテーマに24曲の知られざる逸話を紐解くクラシック音楽エッセイ。ブラームスがある女性に捧げた弦楽六重奏曲、不倫をテーマにした映画に使われるラフマニノフのピアノ協奏曲第2番、一人で聴いていると異世界に吸い込まれそうになるラヴェルの夜のガスパール。音楽評論家とは一味も二味も違う、作家ならではの生き生きとした作曲家描写と独自の解釈が、CDを取り出して改めて聴きたくなる衝動を引き起こす。自分では開けない扉を少しだけ開いてくれる一冊。

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46百田尚樹 永遠の一冊

百田尚樹 永遠の一冊

2017年刊行

1,355pt

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累計1700万部を誇る大ベストセラー作家の、すべてを凝縮した一冊。デビュー作となった長編小説の誕生秘話を初公開するほか、自らの全著書を完全解説するコーナーも収録されている。家族による座談会では、「父ちゃんは六十一年経験を積んだ子供や」という言葉が飛び出すなど、普段は見せない素顔が赤裸々に語られる。特攻に反対を唱えた指揮官たちの史実、零戦をめぐる歴史的考察、航空自衛隊でのドッグファイト体験記など、歴史と現代をつなぐ骨太なコンテンツも満載。さらに沖縄での講演録全文、各界著名人との対談、そして識者や友人たちによる「百田尚樹論」も収録されており、作家としての思想と人間性の両面に迫る構成となっている。

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47雑談力

雑談力

2016年刊行

1,330pt

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「雑談力を学びながら同時に楽しませてくれるというお得本」とは、読者の言い得て妙な表現です。本書の核心は、雑談において「相手が興味を持ちそうな話をすればいい」という常識をひっくり返すところにあります。本当に面白い話とは、話し手自身が最も興味を持つ話題であり、その構成さえ磨けば誰でも人を惹きつけられるという考え方が展開されます。起承転結の組み立て方、つかみの重要性、話の急所をどこに置くかといった技術論に加え、著者自身の失敗談や歴史雑学など、すぐに使えるネタも豊富に収録されています。さらに「面白さの7割以上は話術である」という主張のもと、話し上手になるための実践的な鍛錬法まで惜しみなく公開されています。

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48クラシックを読む2

クラシックを読む2

2021年刊行

1,281pt

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クラシック音楽の名曲群を、作曲家たちの悲しみや苦悩、そして「生きる喜び」という視点から読み解くエッセイ集の第2巻。ベートーヴェンの交響曲第3番英雄が持つ魂を鼓舞する力や、父との確執を乗り越えたヨハン・シュトラウス二世の才能が迸る美しき青きドナウなど、誰もが知る超有名曲ばかりが並ぶ。しかし本書の真骨頂は、モーツァルトのホルン協奏曲に潜む作曲者の謎や、シューベルトが交響曲を未完のまま放置した理由を作家ならではの推理で解き明かす点にある。クラシックへの著者の熱に当てられる感じ、と評されるほど、読むごとに曲の奥行きが増し、すぐにでも音源を手に取りたくなる一冊。

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49クラシックを読む3

クラシックを読む3

2021年刊行

1,250pt

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天才作曲家たちが苛酷な運命に抗いながら生み出した名曲を、作家ならではの視点で解説する一冊。ヴァーグナーの麻薬的オペラ、モーツァルトの謎に満ちたレクイエム、ベートーヴェン最晩年の弦楽四重奏曲など、彼らが人生の最後に到達した境地を追体験する構成となっている。音楽評論家の色眼鏡を通さない率直な語り口が特徴で、読者レビューには「音楽評論家が書いたものより文章がうまいし、何より押し付けがましくない」という声も寄せられている。クラシック初心者から愛好家まで、名曲の新たな魅力を発見できる内容となっている。

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50大直言

大直言

2017年刊行

1,177pt

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憲法、外交、平和、戦争、メディア、政治家、領土、そして人生という八つのテーマを軸に、小説家と政治家が真っ向から渡り合う刺激的な対論集です。戦わないことを平和主義と呼ぶのか、それとも敗北主義なのか。GHQによって作られた憲法を七十年以上一度も改正しないことの意味とは何か。拉致被害者を救えない現行憲法の問題点や、結論ありきの報道姿勢への痛烈な批判など、日本が抱える問題の核心に鋭く切り込みます。使える知識がてんこ盛りと読者が語るように、憲法前文の解釈から外務省の体質、領土問題まで、幅広い論点が平易な言葉で展開されます。日本人の矜持とは何かを問い続ける、骨太な一冊です。

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