すべてがFになる
1996年刊行
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すべてがFになる
孤島のハイテク研究所で、天才工学博士である真賀田四季が、完全に隔離された生活を送る中、ウエディングドレスをまとい両手両足を切断された死体となって発見されます。偶然島を訪れていたN大助教授の犀川創平と女子学生の西之園萌絵が、この不可思議な密室殺人に挑むことになります。コンピュータに残された「すべてがFになる」というメッセージ、そして、15年の歳月が隠された密室のトリックが、犀川と萌絵を究極の謎解きへと導きます。天才の思考回路に唸らされるという読者の声があるように、トリックや謎解きだけでなく、真賀田四季という天才の存在そのものが、この作品の大きな魅力となっています。浮世離れした雰囲気や、Windows主流化以前のコンピュータ技術など、時代を感じさせる要素も、作品の面白さを引き立てています。緻密な構成と、インターネットやローカルプログラムなどの仕掛けが盛り込まれており、もはやSFに近いミステリー作品です。
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