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DATA-DRIVEN NOVEL RANKING

小川洋子

独自に収集した評価データで選ぶ、"本当に愛されている小説"のランキング

PROFILE

岡山県岡山市出身の小説家。早稲田大学第一文学部文芸専修を卒業後、1988年に「揚羽蝶が壊れる時」で海燕新人文学賞を受賞しデビュー。1991年には「妊娠カレンダー」で芥川賞を受賞した。内田百閒や川端康成の幻想小説に近い作風で知られ、物語展開によるカタルシスよりも、現実の隙間に潜む異世界を丁寧な描写で浮かびあがらせることを重視する。ストーリーよりも場所や事物の描写を徹底して積み重ねる手法は、随筆においても一貫している。2004年の「博士の愛した数式」は読売文学賞と本屋大賞をダブル受賞し、文庫版が2か月で100万部を突破するベストセラーとなった。ほかに泉鏡花文学賞、谷崎潤一郎賞、芸術選奨文部科学大臣賞など受賞歴は多岐にわたる。現在は兵庫県西宮市在住。日本芸術院会員。

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ランキング

1博士の愛した数式

博士の愛した数式

2003年刊行

19,064pt

TOTAL SCORE

記憶が80分しか持続しない天才数学者・博士は、家政婦の「私」と10歳の息子・ルートに、数字を通して世界の見方を教えてくれます。博士の記憶は短くても、彼の優しさと知性、そして数字への情熱は、周囲の人々に温かい光を灯します。博士と「私」、そしてルートの3人が織りなす、心温まる奇跡の物語。出する高度な数学的事実の引用が、情緒あふれる物語のトーンを静かに引き締め整える。著者最高傑作の呼び声高い1冊。

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絶賛7,097
好評5,821
普通5,123
不評547
酷評202

TOTAL 18,790 reviews

2猫を抱いて象と泳ぐ

猫を抱いて象と泳ぐ

2009年刊行

5,102pt

TOTAL SCORE

成長を拒み、11歳のままチェスに人生を捧げた少年、リトル・アリョーヒン。彼は、からくり人形を操り、盤上の駒を動かすことで、独自の美しさを生み出す“盤下の詩人”と呼ばれていました。しかし、彼の運命は、チェス盤の枠を超えて、愛と別れ、そして人生の儚さを教えてくれます。チェスという世界に没頭する少年の姿は、静かで美しく、読者の心を深く揺さぶります。大切な人にそっと寄り添いたい、そんな気持ちにさせてくれる、宝物のような物語です。

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絶賛1,965
好評1,538
普通979
不評208
酷評79

TOTAL 4,769 reviews

3密やかな結晶

密やかな結晶

1994年刊行

2,109pt

TOTAL SCORE

記憶狩りによって人々の記憶が消滅していく島を舞台に、小説家の「わたし」は、消滅から逃れられない男、R氏を匿う。しかし、島では「消滅」は日常であり、周囲の人々はそれを受け入れる。R氏を守るため、そして自分自身を守るために、彼女は言葉を失っていく。美しい文章で描かれる、記憶と消滅、そして人間の哀しみに満ちた物語。失うことへの恐怖と、それでも生きようとする人間の強さを、静かに、そして力強く描き出す傑作長編小説。

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絶賛783
好評702
普通684
不評77
酷評41

TOTAL 2,287 reviews

4生きるとは、自分の物語をつくること

生きるとは、自分の物語をつくること

2008年刊行

1,247pt

TOTAL SCORE

臨床心理学者・河合隼雄氏と作家・小川洋子氏が、人間の心の奥底にある「物語」について語り合う、貴重な対談集。小説『博士の愛した数式』を題材に、カウンセリングと物語の関係、心の奥底にある「ルート」の発見、そして「生きるとは、自分の物語をつくること」の意味を探求していきます。河合氏の深い洞察と、小川氏の繊細な感性が織りなす言葉の交響曲は、読者の心を深く揺さぶります。自分の人生を物語として捉え、その意味を見出したいと考えている方におすすめです。

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絶賛496
好評324
普通167
不評37
酷評16

TOTAL 1,040 reviews

5ミーナの行進

ミーナの行進

2006年刊行

1,044pt

TOTAL SCORE

芦屋の大きな洋館で、病弱な少女ミーナと従姉妹の朋子が過ごす、美しくも切ない1年間の物語。ミュンヘンオリンピックの年、二人の少女は、家族や友人との触れ合いを通して、成長と別れを経験していく。コビトカバのポチ子に乗って学校へ行くミーナの姿や、マッチ箱に描かれた物語、そして忘れられない思い出の数々。静かで優しい筆致で描かれた、心温まる家族の物語。

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絶賛368
好評361
普通210
不評39
酷評7

TOTAL 985 reviews

6妊娠カレンダー

妊娠カレンダー

1991年刊行

1,008pt

TOTAL SCORE

妊娠した姉のつわり、そして食欲に振り回される妹。姉の異常な行動に翻弄されながらも、妹は献身的に姉の世話を続ける。しかし、妹の心には、姉への複雑な感情が渦巻いている。姉の妊娠は、二人の関係にどのような変化をもたらすのか?静かで不穏な空気漂う、芥川賞受賞の傑作短編集。

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絶賛356
好評530
普通928
不評184
酷評25

TOTAL 2,023 reviews

7ブラフマンの埋葬

ブラフマンの埋葬

2004年刊行

863pt

TOTAL SCORE

傷だらけの小さな生き物、ブラフマン。サンスクリット語で「謎」を意味するその名は、彼自身を表すかのよう。創作者の家で管理人を務める「僕」は、ブラフマンと出会い、温かな日々を過ごす。しかし、ブラフマンの運命は、残酷なまでに「僕」の手から離れていく。小川洋子ならではの静謐な筆致で描かれる、儚くも美しい生命の物語。ブラフマンの謎めいた存在、そして「僕」の心の奥底に潜む切ない感情が、読者の心を深く揺さぶる。

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絶賛306
好評388
普通594
不評101
酷評18

TOTAL 1,407 reviews

8とにかく散歩いたしましょう

とにかく散歩いたしましょう

2012年刊行

770pt

TOTAL SCORE

人気作家・小川洋子さんの日常をつづったエッセイ集。締切に追われ、店員とのやり取りに傷つきながらも、愛犬との散歩で心をリフレッシュする姿は、私たちに共感を呼び起こします。ハダカデバネズミとの出会い、同郷のフィギュアスケーターへの思い、そして愛犬との別れ…日常の些細な出来事を通して、創作の源泉や人生観を垣間見ることができます。小説とはまた違った、小川洋子さんの魅力あふれる一冊です。

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絶賛315
好評185
普通141
不評15
酷評15

TOTAL 671 reviews

9海

2006年刊行

766pt

TOTAL SCORE

「海」という名の楽器を奏でる少年、言葉を失った少女とホテルのドアマン、思い出に題名をつけたい老人と観光ガイドの少年…小川洋子の短編集は、静かで少し奇妙な、忘れられない物語を紡ぎ出す。日常の中に潜む、不思議な魅力と心の温かさに触れてみてください。

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絶賛251
好評360
普通319
不評66
酷評15

TOTAL 1,011 reviews

10最果てアーケード

最果てアーケード

2012年刊行

546pt

TOTAL SCORE

「最果てアーケード」は、使用済みの絵葉書や義眼、徽章など、風変わりな品々を扱う店が集まる、世界で一番小さなアーケードを舞台にした物語です。アーケードの大家の娘である「私」は、店主や客たちの不思議な日常を静かに見守ります。どこか懐かしい昭和の風景と、そこに暮らす人々の心の奥底に潜む哀愁が、静かに、そして切なく描かれています。小川洋子ならではの独特な世界観と、繊細な言葉で紡がれる物語は、読者の心を深く揺さぶります。

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絶賛195
好評197
普通153
不評23
酷評9

TOTAL 577 reviews

11まぶた

まぶた

2001年刊行

489pt

TOTAL SCORE

現実と悪夢が曖昧に交差する、小川洋子ワールド全開の短編集。15歳の少女と中年男性の危うい関係、背泳ぎの強化選手に起こる不可解な現象、そして、まぶたに隠された人間の深層心理…。日常の中に潜む奇妙な出来事を通して、人間の心の奥底に隠された闇や、生と死、現実と幻想の境界線を鮮やかに描き出す。読後、まぶたの奥に潜む世界を、あなたはどのように感じるだろうか?

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絶賛148
好評304
普通590
不評81
酷評15

TOTAL 1,138 reviews

12琥珀のまたたき

琥珀のまたたき

2015年刊行

483pt

TOTAL SCORE

妹を亡くした3人兄弟は、母の強い意志により、父の遺した別荘に閉じ込められる。外の世界から隔絶された生活の中で、彼らは新しい名前を与えられ、独自のルールで満たされた世界を築き上げていく。しかし、閉ざされた空間は、彼らの成長とともに歪みを見せ始め、家族の幸福は脆くも崩れ始める。美しい言葉で描かれる、家族の愛と喪失、そして閉ざされた世界からの解放を描いた物語。静かで切ない、忘れられない読後感に浸ってみてください。

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絶賛155
好評266
普通225
不評59
酷評17

TOTAL 722 reviews

13偶然の祝福

偶然の祝福

2000年刊行

456pt

TOTAL SCORE

小説家である「私」は、幼い息子と犬のアポロと共に、静かで不思議な日々を送っています。しかし、そこには忘れられない過去が影を落とします。亡くなった両親、失踪した弟、忘れられた恋人…。失われたものへの切ない思いが、彼女の心を満たします。ある日、彼女は「なくし物を取り戻す名人」キリコさんと出会います。キリコさんの不思議な力によって、彼女は過去と向き合い、失われたものを少しずつ取り戻していくことができるのでしょうか?小川洋子ならではの繊細な描写と、心に響く言葉で紡がれる、愛と再生の物語。あなたも、この物語に心を奪われてください。

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絶賛146
好評262
普通602
不評84
酷評7

TOTAL 1,101 reviews

14やさしい訴え

やさしい訴え

1996年刊行

354pt

TOTAL SCORE

夫の浮気から逃れ、山奥の別荘に身を寄せる瑠璃子。そこで出会ったのは、チェンバロ職人の新田とその弟子である薫。互いに心の傷を抱えながらも、チェンバロの音色に導かれるように、静かで不思議な関係を築いていく。しかし、瑠璃子の新田への想いは募り、二人の世界に割り込もうとする。静謐な森の中で、愛と孤独、そして心の奥底に隠された傷が、チェンバロの音色に乗って奏でられる、美しくも切ない物語。小川洋子の繊細な筆致が、読者の心を深く揺さぶる。

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絶賛120
好評164
普通246
不評26
酷評12

TOTAL 568 reviews

15刺繍する少女

刺繍する少女

1996年刊行

348pt

TOTAL SCORE

小川洋子さんの初期短編集『刺繍する少女』は、死、狂気、奇異が織りなす美しくも恐ろしい10の物語を収録しています。ホスピスで母を見舞う青年が、幼い頃に高原で出会った少女と再会する表題作では、少女が虫を刺繍するように、母の命を縫い合わせていく様子が静かに描かれます。他の作品では、寄生虫のように宿主を求める女、喘息の発作に苦しむ女、記憶を消す清掃業者など、人間の心の奥底に潜む闇が、美しくも残酷な筆致で表現されています。小川洋子ワールド全開の、美しくも恐ろしい短編集です。

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絶賛91
好評209
普通382
不評27
酷評8

TOTAL 717 reviews

16夜明けの縁をさ迷う人々

夜明けの縁をさ迷う人々

2007年刊行

346pt

TOTAL SCORE

曲芸師、賄い婦、エレベーターで生まれた少年、涙を売る少女…、彼らは世界の片隅でひっそりと、しかし懸命に生きている。小川洋子ならではの独特な世界観で描かれる9つの短編は、美しくも哀しい、そしてどこか奇妙な余韻を残す。現実と幻想が曖昧に交錯する物語は、読者を不思議な世界へと誘い込み、忘れかけていた心の奥底に眠る感情を呼び覚ます。日常の中に潜む狂気と、愛おしさと哀しみが織りなす、珠玉の短編集。

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絶賛119
好評176
普通187
不評42
酷評13

TOTAL 537 reviews

17いつも彼らはどこかに

いつも彼らはどこかに

2013年刊行

340pt

TOTAL SCORE

「帯同馬」「ビーバーの小枝」「ハモニカ兎」…、それぞれに個性的な動物たちが登場する、小川洋子による珠玉の短編集。動物たちの存在を通して、人間の孤独や心の奥底に潜む寂しさを繊細に描写した作品です。日常の中に現れる不思議な出来事、忘れかけていた大切な記憶、そして、静かに寄り添う動物たちの優しさが、あなたの心をじんわりと温めてくれるでしょう。静かで美しい言葉で紡がれた物語は、あなたに忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれるかもしれません。

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絶賛96
好評213
普通223
不評41
酷評12

TOTAL 585 reviews

18アンネ・フランクの記憶

アンネ・フランクの記憶

1995年刊行

309pt

TOTAL SCORE

作家・小川洋子さんが、幼い頃から心の友としてきたアンネ・フランクの足跡をたどり、アンネの生きた時代と世界を深く見つめたノンフィクション。アンネが生まれたフランクフルトの家、アムステルダムの隠れ家、そしてアウシュヴィッツまで、アンネの軌跡をたどりながら、戦争の悲劇と人間の尊厳、愛、そして希望について深く考えさせられる一冊です。アンネの日記に影響を受けた小川さんの言葉を通して、アンネの生き様、そして戦争の残酷さを改めて感じ、私たち自身の生き方について考えさせられます。

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絶賛124
好評89
普通101
不評10
酷評9

TOTAL 333 reviews

19不時着する流星たち

不時着する流星たち

2017年刊行

290pt

TOTAL SCORE

実在の人物や出来事をモチーフに、小川洋子独自の幻想的な世界観で紡ぎだされる10の物語。盲目の祖父の足音と歩数、誘拐の女王、ギネス記録に挑む13人兄弟、写真家ヴィヴィアン・マイヤーの手違い…、それぞれが持つ独特の個性と、現実と虚構が交錯する不思議な世界に引き込まれる。静かで繊細な筆致で描かれる物語は、どこか哀愁漂い、読後感に深みを与えてくれる。現実世界に存在する人々や出来事から生まれた、美しくも奇妙な物語の世界に、あなたもきっと魅了されるだろう。

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絶賛116
好評161
普通201
不評53
酷評25

TOTAL 556 reviews

20約束された移動

約束された移動

2019年刊行

244pt

TOTAL SCORE

ハリウッド俳優Bの部屋からは決まって一冊の本が抜き取られていた――。客室係の「私」だけが知る秘密、ダイアナ妃に魅了された老女と孫娘の物語、迷子係の「末の妹」の不思議な力、そして、巨人と通訳の奇妙な関係…。小川洋子ならではの静謐な筆致で描かれる、6つの哀しくも愛おしい人生の物語。日常の中に潜む、不思議な出来事や心の奥底に秘められた感情が、静かに、そして深く読者の心を揺さぶる。静寂の中に光る、繊細で美しい言葉の数々。

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絶賛82
好評143
普通162
不評37
酷評13

TOTAL 437 reviews

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