塞王の楯
2021年刊行
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塞王の楯
太閤秀吉の死後、大乱の気配が漂う中、石垣職人集団・穴太衆の匡介は、大津城の改修を京極高次から任されます。彼の使命は、いかなる攻撃も防ぐ「最強の楯」を築き上げること。一方、国友衆の彦九郎は「至高の矛」たる鉄砲で戦を抑止しようと、匡介に宣戦布告します。関ヶ原前夜、大軍に囲まれた大津城を舞台に、宿命の対決が幕を開けます。最強の石垣を作ることで戦をなくそうとする匡介と、鉄砲の力で戦を抑止しようとする彦九郎。それぞれの信念を胸に、男たちは己の技を磨き、激突します。読者は、石垣が弾け飛び、民衆が逃げ惑う姿を目の当たりにし、職人たちの気質に圧倒されるでしょう。大名から民まで心を一つにした大津城こそが、「塞王の楯」の正体なのかもしれません。最後まで目が離せない、熱い戦国エンターテイメントです。
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